| 著者 | R.K.ナラヤン |
|---|---|
| 出版社 | 日本アジア文学協会 |
| ジャンル | 文芸書 |
| 登録日 | 2003/10/19 |
| リクエストNo. | 20221 |
刑務所から出た元観光ガイドが、聖者に勘違いされて起こる顛末。ノーベル賞候補とも言われる著者の優れた小説。
巧みな storytelling と豊かに広がるイメージで楽しませてくれます。
物語の背景も、非常に興味深いものがあります。言うまでもなく、文学は社会の価値観を反映しています。1998年に東京ではインド映画「ムトゥ、踊るマハラジャ」が大ヒットしましたが、その中でも見られた通り、インドには悟りに到達し富を捨てた聖者を、なによりも尊ぶ文化があります。
俗世間的な、金銭的成功を追うアメリカ的な価値観が世界中を席捲する中で、物質的な価値よりも精神的な価値を重んじる文化を、未だに保っているインド文化や社会を知る格好の本です。「ヒンドゥー教 インドの聖と俗」(中公新書)でも紹介されました。カースト制度が残る中で、結婚相手を探すインド独特の事情も興味深いです
巧みな storytelling と豊かに広がるイメージで楽しませてくれます。
物語の背景も、非常に興味深いものがあります。言うまでもなく、文学は社会の価値観を反映しています。1998年に東京ではインド映画「ムトゥ、踊るマハラジャ」が大ヒットしましたが、その中でも見られた通り、インドには悟りに到達し富を捨てた聖者を、なによりも尊ぶ文化があります。
俗世間的な、金銭的成功を追うアメリカ的な価値観が世界中を席捲する中で、物質的な価値よりも精神的な価値を重んじる文化を、未だに保っているインド文化や社会を知る格好の本です。「ヒンドゥー教 インドの聖と俗」(中公新書)でも紹介されました。カースト制度が残る中で、結婚相手を探すインド独特の事情も興味深いです
投票コメント (全4件)
2008/09/25
2008/09/25
2005/05/24
2005/05/24
2003/10/20
2003/10/20
2003/10/19
2003/10/19