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著者 | ジャック・ウィリアムスン |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/09/08 |
リクエストNo. | 19266 |
リクエスト内容
時を隔てること100年後の未来世界。人類は幾千という可住惑星へ進出―そして地球は人類の母なる星として人々に語り継がれる伝説の地―実は死に絶えた無人の惑星に過ぎなかった。スターモント天文台のあるこの星も広大な宇宙空間に散在する国家のひとつに過ぎず、独裁主義的な三惑星同盟の脅威に立ち向かうべく、軍備に万全を期していた。スパイが暗躍し一発触発の危機に瀕していたのだ。防衛委員最高顧問である天文台所長フォレスター博士はロード磁気場の実験で、あらゆる物質を完全に消滅させ、核分裂の千倍のエネルギーを放出する反物質装置を開発していた。そして新たな事件―銀河系植民空域の末端、惑星ウィングルIVから無数の機械人間=ヒューマノイドを満載した宇宙船が襲来。彼等は世界から戦争を根絶し、人類に奉仕する為に創造されたのだが・・。アシモフのロボット物と並んで古典的価値を認められるSFの真髄。
投票コメント
全12件
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実はこの本を持っています。でも、高校生の頃に手に入れて、その後家を離れ、すでに30年以上。実家の倉の中に眠っていたため、かなりぼろぼろ。もう一度新刊に触れて、読みたい。GOOD!1
裏面に載っていたランサーブック版のツルンとした形態のヒューマノイドのイラストが衝撃的でした。 (2008/11/17) -
ジャック・ウィリアムスンの中では一番良く出来た作品だと思うのに文庫化もされず、40年ちかく放置されたままになっていますね。GOOD!1
この作品との最初のなれそめは、子供向けの『なぞの宇宙ロボット』でした。赤い照り返しに鈍く輝く漆黒のヒューマノイド…人類の「福祉」を約束するため、星々の向こうから突如大挙し、われわれを拘束し、自由を剥奪する …そんなSFっぽさがたまらなかった。『ヒューマノイド』 はその完訳版で、姉妹篇「組み合わされた手」(これも翻訳がある)とともに入手しづらい状態です。
1908年生れで「生ける伝説」ともいうべき現役作家ウィリアムスン。ヒューゴー/ネビュラ両賞受賞作を組み込んだ『テラフォーミング・アース』の原書も、つい購入してしまいました。
ちなみに、『ヒューマノイド』にはいくつか続編もあり(未訳ですが、『ヒューマノイド・タッチ』など)、それらとまとめて出して欲しいものです。
※2006年11月10日、ウィリアムスン氏が永眠されました。享年98歳。 (2003/09/09) -
読んでみたいです (2010/09/02)GOOD!0
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小学生の時に、謎の宇宙ロボットというタイトルで小学生版を読みました。SFが好きになるきっかけとなた本です。元の本を読んでみたいと長年探しております。 (2007/01/24)GOOD!0
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特異な題名で、小学生の時に読んだ記憶が・・是非読みたい (2006/06/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/09/08
『ヒューマノイド』(ジャック・ウィリアムスン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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