| 著者 | オタ・ヤネチェク |
|---|---|
| 出版社 | 佑学社 |
| ジャンル | 児童書・絵本 |
| ISBNコード | 9784841600049 |
| 登録日 | 2003/08/04 |
| リクエストNo. | 18494 |
「おやぶんさかなバルバーロ」は、魚の世界の話ですから、沢山のさかなの絵が出て来ますが、現実の魚ではなく、一つ一つが美術作品としてのさかなになっています。形といい色といい、現実にはない、何とも言えない魅力的な、センスのある造型になっています。背景も海や川ではなく、抽象絵画として描かれています。そうした美術的な絵作りが、この絵本の最大の魅力です。
絵本のストーリーの方は、超大国ソ連の支配を受けたチェコの苦しみを反映していて、巨大な魚・バルバーロの独裁に苦しめられた魚たちが、追い詰められた末に、ついに立ちあがり、決死の戦いを挑む、というものですが、そうしたストーリーよりむしろ、独裁が始まると共に、さかなたちが個性を失い、同じ色・形になり、さらには白い背景に黒の輪郭線だけで描かれるようになり、革命が勝利すると、再び個性的な色・形を取り戻すという造型的なコントラストに、感心させられます。
絵本のストーリーの方は、超大国ソ連の支配を受けたチェコの苦しみを反映していて、巨大な魚・バルバーロの独裁に苦しめられた魚たちが、追い詰められた末に、ついに立ちあがり、決死の戦いを挑む、というものですが、そうしたストーリーよりむしろ、独裁が始まると共に、さかなたちが個性を失い、同じ色・形になり、さらには白い背景に黒の輪郭線だけで描かれるようになり、革命が勝利すると、再び個性的な色・形を取り戻すという造型的なコントラストに、感心させられます。
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2003/09/29
2003/09/29
2003/08/04
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2006/09/05
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2005/03/09
2005/03/09
2004/01/17
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