21 票
著者 | ジョン・ウインダム著/星新一訳 |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784150102647 |
登録日 | 2003/07/14 |
リクエストNo. | 17963 |
リクエスト内容
「トリフィドの日」など終末モノで名高い英国のSF作家、ウインダムの長編第2作。
深海に潜む謎の知的生命体による、地上侵略の経緯を淡々と綴る中、現代文明や社会、政治、マスコミへのアイロニーをきかせた傑作。
ゆるゆると迫り寄る危機の影を、それを追う報道記者の視点から描く。
翻訳は星新一氏。長くなりがちなウインダムの文を、読みやすい形にまとめてくれている。
ジョン・ウインダム入門としては最適の書。
投票コメント
全21件
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洋上で赤い光球の落下が相次いで目撃され、それらが水深7000m以上の海域に集中していることが判明。調査に向かった調査船や軍艦が次々と行方不明となり、ついには貨物船や客船にも被害が。そのうちに島や沿岸の街が海から来た謎の戦車に襲われるようになり、やがて、グリーンランドや南極の氷床の崩壊による海面上昇が始まる・・・。GOOD!1
ネタバレ厳禁というと肝心なところが書けないのですが、海面上昇についての記述が40年以上も昔とは思えないぐらいに科学的。 (2003/07/26) -
「なぜ」という問いかけの持つ本来的傲慢さに気づかず、安易に回答を与えようとするマスコミ報道の体質は、50年前から進歩していないように思うので。GOOD!1
まあ、それを抜きにしても、こんな面白い本を絶版のままにして欲しくないですね。 (2003/07/14) -
未読のため。是非!! (2013/01/24)GOOD!0
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評判を聞いて読みたいと思いましたが,どこにもありません。 (2012/05/12)GOOD!0
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独特の、落ち着きのある作風が気に入っています。侵略SFとしてはけっこう有名な方だと思いますが、なぜ絶版に? (2006/07/06)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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海竜めざめる | 1,980円 | アマゾン |
NEWS
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2009/01/22
ジョン・ウインダム×星新一による、侵略SF小説の名作!『海竜めざめる』 (20票)復刊決定! -
2003/07/14
『海竜めざめる』(ジョン・ウインダム著/星新一訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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