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鍛冶屋の母

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得票数　3票

著者	谷川健一
出版社	思索社／講談社
ジャンル	専門書
ISBNコード	9784061586864 9784783510482
登録日	2003/07/14
リクエストNo.	17947

リクエスト内容

農耕の儀礼を中心とする民間信仰の研究に対し、製鉄・鍛冶を職業とする人々の儀礼と民間信仰の研究は立ち遅れていた。地名研究科でもある立川は、地名や口碑から現在と過去の製鉄民の信仰を研究し、多くの伝説神話が製鉄民の儀礼と信仰に由来することを説いていく。一ツ目片目の神や妖怪は、神の代理として犠牲とされた人がモデルだという柳田邦男の説に対し、それは鍛冶屋の職業病に由来するものだと反論した（「怪」７号より）。

別に聞いた話によると、１本足の妖怪なども鍛冶屋がフイゴを使用する際に、利き足だけを酷使した結果だとか(そういう話はヤバくないか？)。製鉄信仰の話は『もののけ姫』に少しだけ出てきたので気付いた人も多いでしょう。なお、全集・選集での復刊は遠慮します。
こういう本はマニアックと言うのか、アカデミックと言うのか？

投票コメント

全3件

新着順

いけけん

「青銅の神の足跡」を読んだり、出雲のたたらについて書かれた本を読み、読みたくなりました。 (2006/02/18)
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くにちゃん

谷川健一氏のものはすべて読みたい (2003/11/15)
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ネミサマ

は～～～ぁ「民俗学」の本なのですか！　とにかくマニアックだ
ろうと、アカデミックであろうと面白そうなので、一票。 (2003/07/14)
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