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みどりの谷

みどりの谷

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著者 ベン・ハース
出版社 角川文庫
ジャンル 文芸書
登録日 2003/07/13
リクエストNo. 17945
リクエスト内容
深い緑に囲まれたグリーンカウンティーの山々。数年ぶりに戻った58歳の退役軍人バラードは、子供時代をこの山の懐に抱かれて育った。だが、久しぶりの山との対面に心を癒される彼に、衝撃的な事件が待ちかまえていた。それは、開発の波に浸蝕されつつあるグリーンカウンティーの中で今もひっそりと守られてきたクローダーバレーが、その土地の所有者であるクローダー一家の反対にも関わらずダムにされるというのだ。自作自農で熊狩りに男の誇りをかけるクロダーたちは、だが周辺の人々からは偏屈な変わり者と見られていた。子供の頃からクローダーの山や谷を駆け回って育ってきたバラードだけが唯一、彼らの理解者であった。そんな彼らを差し置いて、経済の発展をと望む郡の知事やバラードの幼なじみたち。そして、利益を追求する電力会社。その両者が結びついて強硬に計画を押し進めようとしていた。
都会生活から傷心の果てに戻っていたもと新聞記者の若者ラッセルは、肺炎で死にかけているところをバラードに救われ、それが縁でしぶしぶながらバラードの回顧録の執筆を手伝うことになる。人を信じ切れず虚無を引きずるラッセルだったが、半ば強引に彼と行動を共にする中に、いつしかバラードを信頼する気持ちが芽生え、自分の気持ちとは裏腹にダムの問題に自ずからも関わっていくことになる。彼には戻ってきた早々に知り合った土地の娘、ジョアニーというガールフレンドがいた。ラッセルに熱を上げるジョアニーは、彼の影響を受けて、泥臭い娘から洗練された女性へと徐々に変わってゆく。いつか都会へ飛び出していくことを夢見る彼女であったが、ラッセルと共にダム開発を阻止するべく村人たちを説得して回る。
ラッセルの協力を得て、クローダー一家と共にこの谷を水没から守ろうと立ち向かうバラード。彼らに協力を惜しまない素朴な土地の人々。大きな組織力を前に、バラードたちの戦いが静かに始まる。

投票コメント (全5件)

最近、アメリカ東北部で大停電がおきましたが、アメリカの電力事情を考えるうえで大変参考になる本です。また、日本においてもダムの建設についてこのような運動がおきると、企業、官僚、政治家にとって大変都合が悪...

2003/09/27

1974年に角川文庫から初版発行された上、下2巻本ですが、たまたまその中の上巻を中古で手に入れました。ダムの問題は、いま日本でもその建設の是非が議論され、大いに関心のあるところです。そういう点からも何...

2003/07/13

自然保護がいかにあるべきかをリアリティをもって語ってくれた思い出の本

2006/12/06

オジサンが頑張る話は大好きなので。

2003/07/14

読んでみたい!

2003/07/14

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ニュース

2003/07/13
『みどりの谷』(ベン・ハース)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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