血と言葉 新装版/被精神分析者の手記

血と言葉 新装版/被精神分析者の手記

復刊活動にご賛同の方はリクエスト投票をお願いします。

得票数 41
著者 マリ・カルディナル
出版社 リブロポート
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784845706976
登録日 2003/06/28
リクエストNo. 17624
リクエスト内容
著者マリ・カルディナルはフランスの女性。30歳前後に子宮か
らの激しい不正出血のために死にかける。 これに伴い何者かの
「目」にじっと凝視されている恐怖、不安、心悸昂進、これらに
よるパニック発作などを起こし、精神病院に入院を強いられる。
しかしマリは薬を嫌がり脱走したりする。親戚中が彼女を拘束し
ようとするが、彼女はそこから抜け出し、路地裏の精神分析医の
ところへ週4回、7年間通う。
その間、彼女が分析医に語るのは、一貫して母親の回想だ。母に
ついてのマリの複雑な回想が自己物語としてまとまってこないう
ちは、体の中に蓄積された潜在記憶が、自律神経系の興奮という
情動の嵐を生むことになる。不安とパニック(恐慌)、そして、
冷汗、心悸亢進、鳥肌、悪寒、吐き気、窒息感など、(これらは
トラウマ<=心的外傷>のフラッシュバックなどとも言われる)こう
した潜在記憶の断片が回想という形で言語化され、さらに「自己
物語」としてまとまるようになるにつれ、この種の症状はおさ
まってくる。これは極めて幸せに治療が終わった例の本人による
記録である。 1983/01初版。その後1992/02に新装版として発行さ
れている。

投票コメント (全41件)

本書を紹介するいくつかの文を読みました。望まれずにこの世に生まれた女性が、如何にして自分の生を甦らせることができたのか? 精神分析を受けながら自己を再構成していった女性の内面の軌跡をぜひ知りたいと思い...

2013/05/05

臨床心理士に薦められて読みました。大変良い本だけど絶版なので、コピーで持っていました。精神分析の治療が快癒で終わった大変珍しい例の記録であり、精神分析とはなにか、患者が治るとはどういう経過をたどるもの...

2007/05/28

精神科医の斎藤学氏のコラムで、この本の内容である「マリの物語」について言及されていたのを思い出しました。 本人の回復によって極めて幸福に終わったトラウマ治療の例ということで、未だトラウマに苦しむ人々や...

2004/07/25

この本を自己分析で神経症を治した方のサイトから知りました。 私は別の本がきっかけだったのですが、私も自己分析で神経症を治療中なの で、この本をとても読んでみたいと思います。時には医者よりもはるかに頼り...

2004/07/20

某メルマガからの紹介で知りました。母娘関係に苦しんでいる多くの人にとってこの一冊は大きな光になりうる、と確信に近い思いを抱いてます。私も苦しみました。ぜひ読みたいし、同じような苦しみにいる人が少しでも...

2003/11/25

読後レビュー

まだレビューはありません。

この本をお読みの方、ぜひレビューをお書きください。

ニュース

2003/06/28
『血と言葉 新装版/被精神分析者の手記』(マリ・カルディナル)の復刊リクエスト受付を開始しました。

関連キーワード

この本に関する情報を提供する

この本の情報を復刊ドットコムまでお寄せください