１巻『異次元世界の扉』
アメリカ人青年マックスは、ある朝起きると超能力者になっていた。それから彼の人生は一変する。奇怪な事件の続発、恋人の失跡、背後に潜む謎の男たち・・・彼らの罠に落ちたマックスが足を踏み入れたのは、超能力の働かない異次元世界クワナールだった。

２巻『異次元世界の女魔術師』
異次元世界の都に住む魂を抜き取られた人々。彼らを救い出さんと旅立った豪族エルロンと女魔術師の二人は、狂った物体伝送装置によって異次元世界の果て、砂に埋もれたヴァガールの廃墟に送り込まれる。酷熱の砂漠を行くエルロンと女魔術師の恋と冒険、波瀾万丈の物語。

３巻『異次元世界の狼』
異次元世界クワナールの少年マクスターンは部族の者と違っていた。髪の色、身体つき。彼の父は昔、狼を連れ砂漠を越えてやって来た地球人だったのだ。ある夜現れた謎の狼と、父を探しに彼は旅立つ。酷熱の砂漠、暴風雨、２種の人間の共生体である翼人との遭遇。果たして彼は父に出会えるか？３部作完結編。

１巻は超能力を失った元ヒーローの苦悩を描いた作品として、一部で評価が高いようです。