5 票
著者 | 石原藤夫 |
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出版社 | 徳間書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784195775080 |
登録日 | 2003/05/18 |
リクエストNo. | 16566 |
リクエスト内容
198x年、東京湾に検察された世界規模のコンビナートが何の前ぶれもなく爆発。コンビナートを管理するコンピュータに、意図的に仕組まれたあるデータが原因であるとは誰も気付かない。
政府からの依頼であることを知らされずに事故調査に狩り出された一匹狼のシステムエンジニアはやがて、その陰に潜む巨大な組織犯罪の可能性に思い当る。真相に気付いてしまったことを政府に感づかれ、妨害を受けながらも彼は真相に迫っていく。
やがて彼は、一週間遅れで稼働を始めた阪神にあるコンビナートも東京湾コンビナートと同じシステムであることに気づく。
東京湾の事故から一週間後、彼の妻子は関東地域の混乱を避けて関西へと……。
投票コメント
全5件
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読んでみると作品世界は現在のインターネット、クラッキング、トロイの木馬、SOHO、消費者金融問題等々を描いている。GOOD!1
予言することがSFの目的ではないが、適確な予測から導かれる社会は、まったくその通りでないにしろ迫真性を帯びている。
これほどの小説が1960年代に書かれていたことは驚きである。21世紀を迎えた今、もう一度読み直したい小説だ。 (2003/05/18) -
読んでみたいから (2004/05/04)GOOD!0
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知り合いの紹介で知り興味を持ちました。GOOD!0
ぜひ読んでみたいです!! (2003/12/31) -
昔読んだとき、「これは、コンピュータが生きた日だ!! 」と感想を持った記憶があります。今読み返してみたら、もっともっと怖い話になっているような気がします。 (2003/05/23)GOOD!0
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友人に面白いとすすめられたので、一読してみたいと思う。 (2003/05/19)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/05/18
『コンピュータが死んだ日』(石原藤夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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はめせん