4 票
著者 | カロッサ |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003243640 |
登録日 | 2000/09/07 |
リクエストNo. | 1598 |
リクエスト内容
「幼年時代」と「美しき惑いの年」の間にはさまれる9年間、ギムナジウム時代の記憶。日本の学制でいえば、小学校の後半から高等学校を終えるまでの時期である。両親の家から古都ランツフートの由緒ある学校に移し植えられたまだ幼い魂が、9年の在学期間にたどってゆく幾変転。それは若いいのちの生長、展開、運動の絵図である。
(岩波文庫解説総目録より)
投票コメント
全4件
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中高生のころ家の書棚にあった文庫本で読みました。主人公と同じ年代の多感な時期、主人公の心情に共感したり、憧れたりしながら読み進めていった記憶があります。繊細にな描写、品格ある訳、懐かしい世界にもう一度出会いたい。 (2006/09/27)GOOD!1
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若い頃読んだ作品です。特に冒険も社会活動もなにも描かれていませんが、今改めて読むと、自分のことのようにも思われる、懐かしい内容です。このようなものを刺激がないからといってなくしたところに、現在の文学の浅さが生じたように思います。カロッサの深く、静かな世界をまた世に出したいものです。 (2004/04/16)GOOD!1
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ファンは全集を読めばよい。GOOD!0
とはいえ、やはりなるべく多くの人に手にとって欲しい。
ぜひ、「幼年時代」とセットで。 (2004/04/29) -
「幼年時代」で、作者は自らの幼年時代を書きつづった。単なる回想にとどまらず、ほほえましい出来事の中で精神の成長を描く内容は、奥が深い。その続編であれば、誰しも読みたくなろうというものです。 (2000/09/07)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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若き日の変転 | 858円 | アマゾン |
NEWS
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2012/08/10
『若き日の変転』販売開始しました! -
2000/09/07
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