6 票
著者 | 増田義郎 |
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出版社 | 中公新書 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784121001641 |
登録日 | 2003/03/21 |
リクエストNo. | 15354 |
リクエスト内容
「哀れなりメヒコ!あまりに神に遠く、あまりにアメリカに近い」
超大国アメリカの支配を最も激しく受け、また最もそれに抵抗した国
メキシコの誕生から近代化までを分かりやすくまとめた良書。
”対米追従国”と化した日本国民の立場から読みなおすと、その内容は
一層意義深いものとなる。
なお、現在流通中の同著書による「古代アステカ王国」(中公新書)の後編でもある。
投票コメント
全6件
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昨年、メキシコ人と結婚し長年メキシコに在住している日本人女性と会う機会があり、いろいろとお話を聞いたが、あまりに過激にアメリカの批判をするので驚いた(9・11テロも「ざまあみろです。」といっていた)。彼女の夫はメキシコの上流階級出身なのだが、メキシコの支配階級は実はアメリカに対しては面従腹背の態度をとっているのだろうと思った。そのあたりの事情がわかるのではと期待します。 (2003/03/24)GOOD!1
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単にメキシコ革命の記録・分析にとどまらず、その歴史的背景や影響をGOOD!1
も簡潔に、しかし精密に記述しており、中南米の大国メキシコの本当の
姿を知るには最適な書物といえる。また今では日本でほとんど知られなくなってしまったメキシコ革命の英雄を生き生きと描いており、後年の
ゲバラやサパティスタに与えた影響も把握できる。つまるところ、今現在流通しているメキシコ関連のあらゆる書物よりも優れた好著である。
また、”対米追従国”日本国民の立場から読みなおすと、アメリカの「覇権主義」を最も深く味わってきた国がいかなる苦悩を抱えてきたが伺え、一層意義深いものとなる。 (2003/03/21) -
ぜひ読みたいです。 (2018/06/10)GOOD!0
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メキシコの近代化に関心があるので。 (2006/01/21)GOOD!0
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メキシコのことは何も知らないので、とりあえず読んでみたい。 (2003/12/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/03/21
『メキシコ革命 近代化のたたかい』(増田義郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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栗平