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著者 | グードルン・パウゼヴァング インゲ・シュタイネッケ 遠山明子 |
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出版社 | 徳間書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784198601256 |
登録日 | 2002/11/20 |
リクエストNo. | 13428 |
リクエスト内容
自分の能力に限界を感じたおじいさんが、孫に頼んで車椅子を押して貰い、崖へと登って行く坂の途中で人々と通りすがり程度の会話をする物語です。
生を愛しながらも、愛するが故に死へと向かうおじいさんと、妊婦、白人と黒人の恋人、その他様々な人との会話は、穏やかな雰囲気ではあるのですが、「命」が滲み出ていました。
私は、小学生の時に読んだのですが、その物語、絵、雰囲気に圧倒されました。
絵本にしては重いテーマなのかもしれませんが、それを見事に描ききった素晴らしい、美しい作品です。
投票コメント
全4件
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小学生の頃読んでとても感動したし、とても考えさせられた本です。当時、何度も繰り返し読みました。暖かくもなるし、悲しくもなる。そんなこの本をもう1度手に取りたいと思っています。 (2004/08/18)GOOD!0
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小学校の図書室で借りて読んだのですが、テーマの重さに、幼いながらも衝撃を受けた記憶があります。単なる「いい話」ではなく、命について自分なりに考える機会を与えてくれる作品だと思います。 (2004/03/06)GOOD!0
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そんなには、むつかしくはないのかもしれませんが、なんだか、GOOD!0
哲学的な、香りが感じられます。 (2003/02/01) -
小学生の時に図書室で読んだきりで、いつか買おうと思っていたら、経済力がついた頃には既に絶版で……。GOOD!0
本当に、全てが美しい作品です。年齢に関わらず、多くの方に読んで貰いたいと思います。 (2002/11/20)
読後レビュー
NEWS
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2002/11/20
『おじいちゃんは荷車にのって』(グードルン・パウゼヴァング インゲ・シュタイネッケ 遠山明子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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葭月