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短編集『待っていたのは』

短編集『待っていたのは』

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得票数 24

著者 ディーノ・ブッツァーティ
出版社 河出書房新社
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784309201887
登録日 2002/10/23
リクエストNo. 12940

リクエスト内容

カルヴィーノと並び称されるイタリア文学の至宝ブッツァーティの短編集。

(収録作)
「夕闇の迫るころ」
「忘れられた女の子」
「夜の苦悩」
「鼠」
「バリヴェルナ荘の崩壊」
「世界の終わり」
「戦さの歌」
「アナゴールの城壁」
「人間の偉大さ」
「待っていたのは」
「水素爆弾」
「時を止めた機械」
「友だち」
「クリスマスの物語」
「冒涜」

もう一冊の短編集『七人の使者』と一緒にリクエストしています。『七人の使者』が、不条理感の強い、また幻想味の強い作品集だったとすれば、こちらはやや“奇想”“風刺”“ユーモア”に傾いていると言えるでしょう。(だから詳しい内容に触れるわけにはいきません!)
ブッツァーティには、恐怖・不条理感(カフカとよく較べられる)と裏腹の関係にある宗教的なものが見られるのですが、そういった面も作品のそこここに表われています。

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投票コメント

全24件

  • 不条理文学の巨匠ブッツァーティの短編集。ですが、娯楽性が非常に高く、ブッツァーティの邦訳の中でも、もっとも読みやすく、とっつきやすいものでしょう。『世にも奇妙な物語』などが好きだった人には、たぶん気に入るはず。 (2007/05/04)
    GOOD!1
  • 「イタリア文学史」を読んで興味を持っていました。「シチリアを征服したクマ王国の物語」から読んでみたいと思っていましたが、これも面白そうですね。「シチリアを征服したクマ王国の物語」はなぜか偶然ドイツ語版を入手したのですが、ディーノ・ブッツァーティ自ら描いた挿絵で興味深いです。(日本語版 も彼の挿絵です) (2003/08/31)
    GOOD!1
  • いつもの「ブッツァーティー節」の読める数々の作品の他、私個人は人生のペーソスがもう間に合わないという不安感にまで突き詰められた「夕闇の迫るころ」 や、少年の目から人生の不条理の語られる「冒?」なども印象的でした(女性読者にも受けるのでは?)。

    この不安で豊かな読書体験を他の方にも是非味わっていただきたいです。 (2003/04/01)
    GOOD!1
  • 最初の4編はたいしたことないなと思って読んでいたら、「バリヴェルナ荘の崩壊」から終わりまで傑作ばかり。
    「世界の終わり」は何て良く出来た作品なのだろう…。「待っていたのは」も同様。「時を止めた機械」や「水素爆弾」は、冷戦時代・機械文明へのブッツァーティの感受性の高さを物語っていますね。
    個人的には、抱腹絶倒の循環小説「人間の偉大さ」も捨てがたいです。 (2002/10/23)
    GOOD!1
  • 短い中に奇妙譚の良さがぎっちり詰まっており、一番作者の中では親しみ易い短編集ではないかと思ったので。 (2013/07/04)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2002/10/23
    『短編集『待っていたのは』』(ディーノ・ブッツァーティ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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