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著者 | 小川洋子 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784104013012 |
登録日 | 2002/10/15 |
リクエストNo. | 12773 |
リクエスト内容
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の作品。
投票コメント
全2件
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初めて小川洋子さんの小説に触れて、遅ればせながらファンになった、思い出の一冊です。すでに一冊持っているのですが、他の方にもゼヒ読んで頂きたいので、投票致します!友人にプレゼントしたいです。静かで、不思議な恋のお話だと思います。特に表題作の一説等は、ふとした瞬間に思い出して、つい、うっとりしてしまうほど捉われてしまっています(笑)とにかく大好きです。 (2002/12/03)GOOD!1
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昔、仲の良かった友人に一度だけ貸して貰って読んだ。その友人が引っ越してしまってから、もう一度読みたいと思ったのだが絶版で手に入らなかった。その友人に連絡をとろうと思っても、また引っ越したらしく繋がらない。昔の思い出が詰まったこの一冊を、是非また読みたい。 (2002/10/15)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2005/03/04
『薬指の標本』販売開始しました! -
2003/01/14
『薬指の標本』新潮社オンデマンド販売開始 -
2002/10/15
『薬指の標本』(小川洋子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ヒサツキ