銀河の壺直し

銀河の壺直し

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得票数 62
著者 フィリップ・K・ディック
出版社 サンリオ
ジャンル 文芸書
登録日 2000/07/16
リクエストNo. 1170
リクエスト内容
-宇宙のどこかで水に沈んだ寺院を引き揚げ、その中にある壺を修理するという話-
かのサンリオ文庫で出ていたSF小説。

「壺類修理屋、きみが必要だ。報酬は35000クラムブル」西歴2046年、クリーヴランド市で、職にあぶれていたジョー・ファーンライトのもとヘ、こんな速達が舞い込んできた。百科辞典によれぱ、クラムブルとはシリウス5の貨幣単位で、支配種は一個体しか存在しない超生物グリマングだという。やがて彼の前に火と水を攪拌しながらレコード盤で話す姿で現われたグリマングは依頼内容を告げる。数世紀前、その惑星の海中に没した古聖堂を引き揚げること。その中には修理されるべき多数の壺が……それにしても、その仕事にはあまりにも謎めいた部分が多すぎる。
本書中で描かれる過去・現在・未来の全てを記録して絶えず変わり続けるカレンドの書のように、本書は読み手によって千変万化し、完成を拒否することによって誹謗と絶讃に評価が激しく分裂しているディック体験の試金石とも言うべき問題作。

投票コメント (全62件)

不思議な味わいを持った作品で、読み返すたびに想像力をかき立てられる。是非とも多くの人に読んで貰いたいと思う。 クライマックスの「一体化」やその顛末など、アニメ「エヴァンゲリオン」とよく似たシーンがある...

2006/09/25

「ニックとグリマング」を初めて読んだときには「銀河の壷直し」は既に廃刊だったので、どうしても読みたくて古書店を歩き回った記憶があります。 そのときにはまだ生まれていなかった子供が、つい先日本棚から「ニ...

2006/08/03

なんだか寓話的な、けっこう荒唐無稽なお話でありながら、「創作者」としての自信 とかアイデンティティを取り戻そうと四苦八苦する、なんとなく作者自身の“自分直 し”的な要素をはらんでいるように思えて、とっ...

2005/03/31

作品の評価や売れ行きと関係ないところで絶版になるのは、サンリオSF文庫の場合に限らず問題だと思います。しかし、最近、東京創元社からサンリオSF文庫の作品が、ディックの作品に限らず、次々と復刊されている...

2005/02/06

ディックの作品はほとんど全て読んでいるが、『小さな場所で大騒ぎ』などの非SF作品やサンリオでしか出ていない作品は読めていない。古本で買えばいいことなのだが、そういう時間的余裕もない。是非復刊して(いっ...

2003/06/18

読後レビュー (全1件)

ほのぼのとした明るさを持つ稀なディック作品

書かれた当時も今でも、 物凄いSF的アイデアに満ちた楽しいディック。 あまり鬱っぽくもパラノイアックでもないので、 ディック初心者の方でも、楽しめる作品だと思います。 楽しめたら「アンドロは電気羊~」「火星の~ 」等の、 グイグイ来るディック脳全開の作品へと飛び込んでみてくださいw ディックの有名作~すべて読まれている方には、 軽く感じるかもしれませんが...

2018/09/05

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タイトル 価格 サイト
銀河の壺なおし 新訳版 902円 アマゾン

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ニュース

2017/09/07
『銀河の壺なおし 新訳版』復刊決定!
2000/07/16
『銀河の壷直し』(P.K.ディック)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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