10 票
著者 | アーサー・ヘイリー |
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出版社 | 新潮文庫 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784102145104 9784102145111 9784105075040 |
登録日 | 2002/07/28 |
リクエストNo. | 11394 |
リクエスト内容
ある女性薬品営業社員が、人を助けたいというポリシーをエネルギーに出世する過程の中で、ぶつかる色々な問題を企業側から描くことにより、企業の善と悪の部分を描いた作品。特にサリドマイド薬禍の記述については、薬害の発生過程を描くことで、潜在的に持つ薬の危険性と、多くの病気の治療にはなくてはならないものであることも理解させてくれる小説です。
投票コメント
全10件
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20年以上前に読んだ時には想像もしていませんでしたが、現在、製薬企業に医療制度情報を発信する仕事に就いております。当時は、MRという職業名も、その存在も、社会的に認知はされていなかったように思いますが、主人公の女性が抱く職務感、使命感のようなものを、今のMRも多かれ少なかれもっているはず、と期待を込めて思いつつ、再読したいと切に思う次第ですし、今のMRさんたちにも、読む機会を与えてあげてほしいという老婆心から、復刊を希望する次第です。 (2007/10/16)GOOD!1
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かつて、ハードカバー本を持っていました。とても大事にしていたのにある時人に貸して、それきり戻ってこなくなりました。最近古本で入手しましたが、是非文庫でも、ハードカバーでもどちらでも復刊されるよう希望します。医学物、企業物として読むのも興味深いですが、一人の女性が、職業を持つ女性としてぶつかる壁を乗り越えながら、自らの正義感に基づいて毅然と生きていく姿を描いた作品で、読むたびに励まされる気がしていました。 (2006/07/12)GOOD!1
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私もアーサー・ヘイリーは大好きです。GOOD!1
私は幸運にも古本屋で見つけることが出来たけれども、
もっともっと多くの人に、この本を読んでもらいたい。
ぜひ復刊していただきたいです。
アーサー・ヘイリーは高齢ながら、新作も出していることだし。
追伸・これを読んでから、病院の前でスーツ姿の人を見ると
『プロパーかしら?』と思うようになりました。 (2003/03/05) -
2年前に娘が生まれ、将来彼女も子供を生む親となると思う。その娘に薬には、病気を治療するという有用性と、いくら実験しても調べきれない危険性を持ったものであることを教えたい。この本を通じて、薬に限らず物事には、必ず2面性があるということを理解させたい。 (2002/07/28)GOOD!1
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ヘイリーのハードでドキュメンタリータッチの群像劇が懐かしい。ほとんどが絶版となっているのは残念。ぜひ復刊してほしい。 (2021/06/23)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2021/06/23
『ストロング・メディスン』が10票に到達しました。 -
2002/07/28
『ストロング・メディスン』(アーサー・ヘイリー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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アヴァンセ