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修道士カドフェル

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得票数　35票

著者	エリス・ピーターズ
出版社	社会思想社
ジャンル	文芸書
ISBNコード	9784334761257 9784334761264
登録日	2002/07/21
リクエストNo.	11289

リクエスト内容

イングランドのシュルーズベリの修道士、カドフェルを中心に展開されるミステリーシリーズ。12世紀英国の時代背景や民俗の詳細な考察が、キャラクター達を一層魅力的に動かしている。

一つ一つのエピソードに非常に情緒的な深みもあるだけでなく、主人公カドフェルには本草学の知識や、過去の十字軍参戦がある。そしてウェールズというケルト圏の出身であるなど、地域や当時の事情を知り尽くしたエリス・ピーターズ女史の傑作大河物。
イギリスやヨーロッパの歴史や民俗が大好きな方に、とっておきの21冊となること請け合いです。

【復刊決定】
光文社文庫より復刊が決定しました。3/12に「聖女の遺骨求む」「死体が多すぎる」が刊行され、以降は隔月で1冊づつ刊行予定。出版社に確認したところ、現時点ではシリーズ5、6冊の刊行が決定しているそうで、その続きが刊行できるかどうかは売れ行きによるそうです。

投票コメント

全35件

人気順新着順

すにー

2019/6/18現在、光文社に問い合わせ回答していただいたところ、電子書籍化予定はなく、在庫切れで重版予定もなしとのことです。
新たにシリーズ全巻買い直そうとしたところ、上記の回答でした。
えぇーっ、カドフェルシリーズって、作者のエリス・ピーターズがイギリスの歴史ミステリ文学賞の名前にもなるきっかけ（エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞）にもなった著作なのに、それらが事実上販売されていないってあるの?!
日本の出版社が海外ミステリの翻訳権買い付けで、その年の受賞作を買う目安にする賞なのよ、この賞は!!
それが買えないなんて?!と、ボーゼンとしてしまいました。
確かにそれだけ古い作品と言われてしまえばそうかもしれないが、それだけの力のある作品なのだから、今読んでも決して古臭くはないだろうし、電子書籍化されたら、昔買った方（おそらく40歳代～上）は、再度買われると思う。
このジジババ世代はリッチで懐メロ大人買い世代なのだから。
皆様、もう手持ちのがボロボロだったり、数冊欠けてたりしてるでしょ？　
欲しいですよね、ぜひ。 (2019/06/18)
GOOD!3
のりたろ

「事件を推理するのは薬草の知識に長けた修道士」という設定に興味を持ち読み始め、すぐにこのシリーズの虜になり、もう何度も読み返しました。
イングランドの森、荘厳なムードの修道院、ミステリアスな薬草園などで繰り広げられるドラマに一喜一憂し、いつの間にか登場するキャラクターたちが大好きになっていました。
どの巻、どのキャラクターをとってもいろいろな思い入れがあり、出版社の倒産と共に消えてしまうことが残念です。
わたしはカドフェルファンの方に薦めていただいて読み始めましたが、カドフェルシリーズと出会うことができた幸運に感謝せずにはいられません。
わたしもたくさんの方にこの本をお薦めしたので、まだ読み終わっていない方も多くいらっしゃると思います。
また、これからも多くの人とカドフェルの魅力について、語り合いたいと思っています。
カドフェルシリーズの復刻について、聖ウィニフレッドのご加護があることを祈っています。 (2003/01/26)
GOOD!2
弥生丸

社会思想社倒産後復刊されていた光文社文庫版も、2019年１月時点で絶版。12世紀イングランドを舞台にした良質のミステリーです。とにかく面白い。歴史好きにもミステリー好きにもお勧めです。是非復刊をお願いします。 (2019/01/08)
GOOD!1
ranganathan

根強い人気シリーズであり、とにかくすばらしい作品。
何回読み返しても、いい！謎解きだけじゃない面白さですものね。幻にしてはいけないシリーズだと確信しています。
放って置いても真っ先に大手が拾って復刊するに違いない、とタカをくくっていたのですが、「ここにあがっているってことは、予定無いの!?」と、あわてている次第です。
うちにはまだ全部揃ってないんですよ～！お願いします！

あと、楽しみながら歴史にも興味がもてるから、中学高校の図書館や公共図書館にも需要あると思うんですよね。 (2003/03/04)
GOOD!1
鱧ちくわ

これが絶版のままというのはどう考えても勿体ないです。
もともと「修道士の頭巾」はハヤカワポケミスから出ていたこと
でもありますし、ぜひ早川書房さんで復刊してほしいものです。
初期の巻は訳が少々生硬な感じを受けたので（慣れるとそれが味
になってくるのですが）、新訳で、短編集の挿し絵は原書どおり
カラー収録で復刊されたら、たぶんもう一セット買うと思いま
す。 (2003/02/18)
GOOD!1