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ピクニック

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得票数　17票

著者	樹村みのり
出版社	朝日ソノラマ
ジャンル	コミック・漫画
ISBNコード	9784257915379
登録日	2002/05/17
リクエストNo.	10030

リクエスト内容

【題名】ピクニック（樹村みのり初期短編集）
【判型】新書判　【頁数】229　【発行】1979.9.25
【収録】「ピクニック」「ふたりだけの空」「風船ガム」「雨の中のさけび」「エッちゃんのさくら貝」「こわれた時計」「あした輝く星」
【内容】樹村みのりさんのデビュー作「ピクニック」をはじめとした、６０年代に『りぼん』本誌・別冊に発表した作品を収録した初期作品集。“人間の心”を鋭く描いたこれらの作品が、１０代で描かれたとは驚きの一語に尽きる。傑作短編集です。

投票コメント

全17件

人気順新着順

胡乱堂

樹村みのりさんの1960年代の初期作品は「男性作家が少女のために描く少女漫画」から「少女が少女のために描く少女漫画」へと創作の担い手が変わっていった時代を象徴する、漫画史的には重要な作品群です。しかしそんな堅苦しい話は抜きにしても、この単行本に納められた作品はみな、虚飾のない生な感情が、読む者の心に突き刺さるように響いてくるすばらしい漫画ばかりです。樹村みのりさんの漫画は多くの人に読み継がれてほしい漫画です。 (2004/04/09)
GOOD!1
みのる子

この本の表紙カバーは「箱の中の子供」です。
幼なくても大人以上に鋭い感性を持ち、一人で何かを抱え込んでいる真っ直ぐな瞳をした
子供たちの想いを、当時まだ中学生だった樹村みのりさんが全身全霊で受け止めて、
作品に解き放った感があります。
是非、一日も早く復刊されるよう切望しています。 (2003/03/12)
GOOD!1
チョコとぷりん

確か、中学２年の時に描いた作品だとあとがきにありましたよね。
この頃の作品は貧富や人種差別といったテーマを多くとりあげ、樹村さんは毎日をどのように感じ、過ごされていたのだろう---。
何かの縁？（と勝手に思いましたが）私が大学の関係で初めて行く事になった外国がポーランドでした。 (2002/05/19)
GOOD!1
Ｉ・Ｏ

９０年代にことごとく絶版になってしまった樹村みのりさんの本。９０年代末に作品集が出ましたが、この単行本『ピクニック』の作品群は収録されておらず現在読むことが出来ない状況です。“人間の心”を鋭く描いたこれらの作品は是非読み継がれて欲しいと思います。初期短編集の復刻を求めます。 (2002/05/17)
GOOD!1
鉄錆

樹村みのりさんの作品のほとんどが絶版ですが、他に類を見ない良書だと思います。ぜひとも復刊をお願いしたいです。 (2007/11/30)
GOOD!0