復刊投票コメント一覧
近代の正統性
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ハンス・ブルーメンベルクが残した、膨大で浩瀚な著作群は、「西欧人は《世界》をどう語ってきたのか」という問いへの西欧人自身による最高の回答 or 西欧人の「自己了解」の最良のものの一つです。私は還暦過ぎの爺さんですが、2025年の1月まで著者を全く知りませんでした。私には三千冊近く和洋の蔵書がありますが、本著者の名に心当たりがありませんでした。偶然、大貫隆『グノーシスの神話』2014年(講談社版)の参考文献評で見、最終章の「結び」を確認して、その尋常ならざる業績に一驚しました。慌てて蔵書をチェックしたところ、Marquard と Koselleck の著書(人名索引)に、過去の大思想家と同じ頻度で索引されていることを確認できました。
21世紀の現代世界を支える学知が、今なお西欧起源の知的資源にその多くを負っていることを認めるなら、ハンス・ブルーメンベルクの主著へのアクセスの有無が、21世紀の「昏迷せる生活世界」に直面している日本人にとり、大切、かつ重要な意味を持つことは明らかです。翻訳書の復刊を衷心から願います。
2025/02/01
ハンス・ブルーメンベルクが残した、膨大で浩瀚な著作群は、「西欧人は《世界》をどう語ってきたのか」という問いへの西欧人自身による最高の回答 or 西欧人の「自己了解」の最良のものの一つです。私は還暦過ぎの爺さんですが、2025年の1月まで著者を全く知りませんでした。私には三千冊近く和洋の蔵書がありますが、本著者の名に心当たりがありませんでした。偶然、大貫隆『グノーシスの神話』2014年(講談社版)の参考文献評で見、最終章の「結び」を確認して、その尋常ならざる業績に一驚しました。慌てて蔵書をチェックしたところ、Marquard と Koselleck の著書(人名索引)に、過去の大思想家と同じ頻度で索引されていることを確認できました。
21世紀の現代世界を支える学知が、今なお西欧起源の知的資源にその多くを負っていることを認めるなら、ハンス・ブルーメンベルクの主著へのアクセスの有無が、21世紀の「昏迷せる生活世界」に直面している日本人にとり、大切、かつ重要な意味を持つことは明らかです。翻訳書の復刊を衷心から願います。
2025/02/01
メタファー学のブルーメンベルクの主著。古本市場でも高値。テーマではなく手法や比喩に重心をおいた世界観を、コロナ禍の今こそ手にしたい。
2021/06/03
メタファー学のブルーメンベルクの主著。古本市場でも高値。テーマではなく手法や比喩に重心をおいた世界観を、コロナ禍の今こそ手にしたい。
2021/06/03