復刊投票コメント一覧
ディアロゴス演戯
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由良君美が英文学を論じるとき、必ずと言っていいほど美術が併せて語られている。添え物としてではなく、それらを総合した先にあるものを見据えてのことだった。確かに、本書で取り上げられているものは、今日は由良自身のお陰もあって、かなり一般化している部分もある。しかし、そうした情報面のみが問題なのではない。昨今の流行りに「学際」という言葉があるこれを、「精神史」として格式張らずかつひとりでやってのけていた学風をもつひとりとして、由良の著作は今日にあってますますその意義を増していると感じる。そのとき、イギリス美術を論じた本書は、他の復刊した本と併せて読むべき欠かせないものとなるはずだ。
2017/12/03
由良君美が英文学を論じるとき、必ずと言っていいほど美術が併せて語られている。添え物としてではなく、それらを総合した先にあるものを見据えてのことだった。確かに、本書で取り上げられているものは、今日は由良自身のお陰もあって、かなり一般化している部分もある。しかし、そうした情報面のみが問題なのではない。昨今の流行りに「学際」という言葉があるこれを、「精神史」として格式張らずかつひとりでやってのけていた学風をもつひとりとして、由良の著作は今日にあってますますその意義を増していると感じる。そのとき、イギリス美術を論じた本書は、他の復刊した本と併せて読むべき欠かせないものとなるはずだ。
2017/12/03