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劇的言語
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日本における日本の演劇関連の書籍というのは、一般に不遇の印象があります。演劇という共通項を媒介に、理論派でありつつ現場で身につけた鋭い批評眼をもつ鈴木忠志と、哲学者・中村雄二郎による「身体と言葉」の問い直しは、演劇に興味のある方は勿論、そうでない方でも読んで得るところ大だと思います。何故なら、身体は各人に在るのですから。昨今の風潮、「日本贔屓」「日本の安易な特殊化」へも組することなく書かれた、わたしたちの身体を考え感じ直す為の「仕掛け」であるこの対談が、ふたたび書店に並ぶことを切に望みます。
2015/07/20