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西郷隆盛全集
全2件
貧乏学生のころ、なけなしの金を叩いて1巻のみ買いました。大久保利通との深い交わりや、敬愛する藩主のため奔走し、橋本左内らと情勢の変化に一喜一憂する。手紙のやり取りからは、小説などで描かれる後の大人物とはかけ離れた青年像が浮かび、一気に親しみが湧いた記憶があります。その後は、この読書経験が基準になり、テレビや映画、小説などがどれほど実像を重視してきちんと描いているか、ある意味、目利きするようになれた気もしています。度重なる転勤の中で、いつしか見当たらなくなったのがとても惜しい良書です。
2013/09/10