復刊投票コメント一覧
東京人1978-1983
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最初の「東京人」はカメラ毎日1966年1月号の巻頭に特集掲載されたもの。これは掲載直後、写真を志す若い人々を中心に話題を呼び、当該号はすぐに完売になったようです。現在では、その号の入手は大変困難となりました。
続編ともいうべき単行本の「東京人1978-1983」はかなり奇抜なブックデザインの写真集。中央で綴じ、中央に折り込んで行く(現物抜きでは説明が困難)という、薔薇の蕾のような構造の本です。低廉な価格であのようなブックデザインにできたのは驚きです。しかし、ページを開いておくことが困難な製本である上、鑑賞後に函へ収納するのに手間取ります。ゆえに、鑑賞するには不便な製本であることは間違いありません。発行部数も多くはなく、古書店での入手も困難です。
これら新旧「東京人」はそれに触発されたカメラマンも多く、コンポラ写真の流れを汲む作品としてその復刊には写真史的意義もあると思います。旧作は雑誌であること、新作「東京人1978-1983」は鑑賞に不向きな製本というハンディを、それぞれが負っているともいえます。両作品が鑑賞しやすい形態で復刊されるのを望む人は、決して少なくないと思うのですが。
2009/07/28
最初の「東京人」はカメラ毎日1966年1月号の巻頭に特集掲載されたもの。これは掲載直後、写真を志す若い人々を中心に話題を呼び、当該号はすぐに完売になったようです。現在では、その号の入手は大変困難となりました。
続編ともいうべき単行本の「東京人1978-1983」はかなり奇抜なブックデザインの写真集。中央で綴じ、中央に折り込んで行く(現物抜きでは説明が困難)という、薔薇の蕾のような構造の本です。低廉な価格であのようなブックデザインにできたのは驚きです。しかし、ページを開いておくことが困難な製本である上、鑑賞後に函へ収納するのに手間取ります。ゆえに、鑑賞するには不便な製本であることは間違いありません。発行部数も多くはなく、古書店での入手も困難です。
これら新旧「東京人」はそれに触発されたカメラマンも多く、コンポラ写真の流れを汲む作品としてその復刊には写真史的意義もあると思います。旧作は雑誌であること、新作「東京人1978-1983」は鑑賞に不向きな製本というハンディを、それぞれが負っているともいえます。両作品が鑑賞しやすい形態で復刊されるのを望む人は、決して少なくないと思うのですが。
2009/07/28