復刊投票コメント一覧

神殿か獄舎か

全2件

すぐに忘れられそうなものが次々と出版される一方で、長く読まれるであろう(そして長く読まれて欲しい)ものが絶版で手に入らないのは悲しいです。
今の時代にこそ読む価値のある本であると思います。

2005/07/14

私が学生時代に読んで、その後の人生を変えた名著です。進歩主義的なモダニズムと合理主義、そしてスクラップアンドビルドが支配するその当時の社会情勢のなか、古いもの、手触り、装飾、優しさという、建築の忘れられていた面を、鮮やかに対比させ、再評価をうながした本です。これがなぜ絶版なのか信じられないくらいで、文庫や新書になって、建築関係者はもとより、一般の人にも読んでもらいたい、現在においても十分に価値がある著作だと思います。

2005/07/09