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生き残った帝国ビザンティン
全13件
日本の歴史(世界史)教育は、西ヨーロッパにおける研究と出版物を基本としているようで、西ヨーロッパ的な価値観に支配されている感がある。現在、価値観が多様となり、とくにイスラム的な価値観と共存することが必要とされているので、ビザンチン帝国の歴史と社会の様子を学ぶことは重要と考えられる。
本書は、万人が読める数少ないテキストである。
2006/10/12
日本の歴史(世界史)教育は、西ヨーロッパにおける研究と出版物を基本としているようで、西ヨーロッパ的な価値観に支配されている感がある。現在、価値観が多様となり、とくにイスラム的な価値観と共存することが必要とされているので、ビザンチン帝国の歴史と社会の様子を学ぶことは重要と考えられる。
本書は、万人が読める数少ないテキストである。
2006/10/12
ビザンツ帝国への入り口として最高の書。
ローマ皇帝として有名なコンスタンティヌス帝から記述をスタートしているので少しでもローマ帝国を知っていれば十分に読める点が素晴らしい。
入り口を広くしながらも、この1000年帝国の押さえるべきところをしっかり押さえているところもいい。ユスティニアヌス帝の大征服やレオン3世の聖像禁止令、アレクシオス1世の十字軍招聘といったメジャーな出来事だけでなく、英雄皇帝ヘラクレイオスの事業やマケドニア朝の強勢、マヌエル1世のイタリア派兵など、教科書でしかビザンツ帝国を知らない者には初めて知る出来事も多数、しかも分かりやすく紹介されている。
しかし何よりいいのはプロローグに描かれたコンスタンティノープル陥落の記述だろう。塩野七生の「コスタンティノープルの陥落」よりも叙情に満ちている。
難を言えば、筆者自身がビザンツ美術に興味が無いため、美しきビザンツ絵画(モザイク、フレスコ、板イコン)の解説が少ないところが物足りないか。
2003/12/10
ビザンツ帝国への入り口として最高の書。
ローマ皇帝として有名なコンスタンティヌス帝から記述をスタートしているので少しでもローマ帝国を知っていれば十分に読める点が素晴らしい。
入り口を広くしながらも、この1000年帝国の押さえるべきところをしっかり押さえているところもいい。ユスティニアヌス帝の大征服やレオン3世の聖像禁止令、アレクシオス1世の十字軍招聘といったメジャーな出来事だけでなく、英雄皇帝ヘラクレイオスの事業やマケドニア朝の強勢、マヌエル1世のイタリア派兵など、教科書でしかビザンツ帝国を知らない者には初めて知る出来事も多数、しかも分かりやすく紹介されている。
しかし何よりいいのはプロローグに描かれたコンスタンティノープル陥落の記述だろう。塩野七生の「コスタンティノープルの陥落」よりも叙情に満ちている。
難を言えば、筆者自身がビザンツ美術に興味が無いため、美しきビザンツ絵画(モザイク、フレスコ、板イコン)の解説が少ないところが物足りないか。
2003/12/10
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2003/09/11
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2003/09/11