復刊投票コメント一覧
見なれぬ顔
全12件
日影丈吉ほどの作家の出版作が市場に欠けているということは、日本の浅薄な出版事情を物語っております。版権が煩雑なのかもしれませんが、しっかりした研究に基づく故人全集ないし選集をいまいちど出すべきではないでしょうか。徳間、講談社、教養文庫の、シリーズの一つにこれが入っていないのも、なんとも悔しい限りですね。
2003/04/29
日影丈吉ほどの作家の出版作が市場に欠けているということは、日本の浅薄な出版事情を物語っております。版権が煩雑なのかもしれませんが、しっかりした研究に基づく故人全集ないし選集をいまいちど出すべきではないでしょうか。徳間、講談社、教養文庫の、シリーズの一つにこれが入っていないのも、なんとも悔しい限りですね。
2003/04/29
これは名前を忘れてしまった検事だかが主人公のシリーズでしたよね(と思ったら記憶違いで、「鵺の来歴」〔?〕などの複数の短編に登場する警部のもののような気がしてきました。というわけで、以下の記述は微妙にずれます)。このシリーズの他の作品は読んでいずれも好きでした。近所の、ふだん足を踏み入れていない一画が舞台になっているような現場の描写が、散歩の延長で、見知らぬ他人の人生に一瞬で触れるという、言葉は違うけれども「他生の縁」を感じさせるところがよかったように思います。
2001/03/05
これは名前を忘れてしまった検事だかが主人公のシリーズでしたよね(と思ったら記憶違いで、「鵺の来歴」〔?〕などの複数の短編に登場する警部のもののような気がしてきました。というわけで、以下の記述は微妙にずれます)。このシリーズの他の作品は読んでいずれも好きでした。近所の、ふだん足を踏み入れていない一画が舞台になっているような現場の描写が、散歩の延長で、見知らぬ他人の人生に一瞬で触れるという、言葉は違うけれども「他生の縁」を感じさせるところがよかったように思います。
2001/03/05
本書は日影丈吉初の単行本で昭和33年、
和同出版社から出版された。又、昭和35年
には「珈琲をのむ娼婦」を除く3遍が小説刊
行社から『見なれぬ顔』と改題し出版され
た。
日影丈吉の作品は澁澤龍彦、種村季弘、須
永朝彦、江戸川乱歩らに賞賛されたが現在
(というか当時から)、作品のほとんどは入
手困難になっている。
以下、須永朝彦著『望幻鏡』所収「給仕少
年の推賞献立」よりの引用。
「日影さんの小説を、私はそう沢山は読んで
いない。ひとつには、
私が読みはじめた1966年頃、既に日影さ
んの著書の多くは入手困難になっていたので
ある。古本屋巡りをしながら、これほどの名
手の本が新刊屋でかえぬとは情けないことだ
……と訝しく思いもした
2000/09/11
本書は日影丈吉初の単行本で昭和33年、
和同出版社から出版された。又、昭和35年
には「珈琲をのむ娼婦」を除く3遍が小説刊
行社から『見なれぬ顔』と改題し出版され
た。
日影丈吉の作品は澁澤龍彦、種村季弘、須
永朝彦、江戸川乱歩らに賞賛されたが現在
(というか当時から)、作品のほとんどは入
手困難になっている。
以下、須永朝彦著『望幻鏡』所収「給仕少
年の推賞献立」よりの引用。
「日影さんの小説を、私はそう沢山は読んで
いない。ひとつには、
私が読みはじめた1966年頃、既に日影さ
んの著書の多くは入手困難になっていたので
ある。古本屋巡りをしながら、これほどの名
手の本が新刊屋でかえぬとは情けないことだ
……と訝しく思いもした
2000/09/11