復刊投票コメント一覧
地獄変相奏鳴曲
全22件
著者が、『地獄変相奏鳴曲』 の 「付録」 で語っているように、
「15年戦争中から敗戦後現在までの一日本人の魂の変遷(発展)を描出すると同時に、その間の歴史的・社会的現実を象徴的・縮図的に表示しよう」 と目論んだ本書を、わたしは出版年(88年)に一度読んだきりです。
各個独立の中編小説としても読むことが可能な、四楽章(四編)より成る、この大西氏の野心作の、特に第四楽章は、わたしにはかなり難解な思想を表現していますが、とにかく2001年1月に復刊成った『精神の氷点』(みすず書房)とあわせて、 “大西巨人文学”の発生点・発信点の秘密に近づける作品だと思います。
しかし、(やはり)売れなかったと見え、文庫化もされていません。
久しぶりに再読してみようと思います。
2002/07/04
著者が、『地獄変相奏鳴曲』 の 「付録」 で語っているように、
「15年戦争中から敗戦後現在までの一日本人の魂の変遷(発展)を描出すると同時に、その間の歴史的・社会的現実を象徴的・縮図的に表示しよう」 と目論んだ本書を、わたしは出版年(88年)に一度読んだきりです。
各個独立の中編小説としても読むことが可能な、四楽章(四編)より成る、この大西氏の野心作の、特に第四楽章は、わたしにはかなり難解な思想を表現していますが、とにかく2001年1月に復刊成った『精神の氷点』(みすず書房)とあわせて、 “大西巨人文学”の発生点・発信点の秘密に近づける作品だと思います。
しかし、(やはり)売れなかったと見え、文庫化もされていません。
久しぶりに再読してみようと思います。
2002/07/04