原題はWhen Bad Things Happen To Good People。翻訳のタイトルは何かヘン。「なぜ私だけが」って、まるで作者一人がこの世で苦しんでいるみたいに聞こえてしまうけど、そういう本ではありません。 6章「怒りを何にぶつけるか」では、幼児的万能感(?)みたいなものにも言及していて興味深いです。飼い犬が死んだのは私のせい、ではなくて、ガンという病気のせい。言われてみれば、そうなんだけど、なんとなく自分が疫病神のように思えてしまう人にとっては、ヘンな思考回路から抜け出すきっかけにもなります。 「怒り」を感じることが下手な人にも、オススメの本です。ずっと以前、怒りを感じることは、いいことだよ、と辛抱強く教えてくれた人がいましたが、その人の言葉が、ようやく、身に染みてきました。 人間は、喜怒哀楽、どれか一つが欠けていても、ダメみたい。というか、どれもあるハズの感情なのに、無いフリをするのは、ダメみたい。(2006/06/30)
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天使よ故郷を見よ 上 ・下
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6章「怒りを何にぶつけるか」では、幼児的万能感(?)みたいなものにも言及していて興味深いです。飼い犬が死んだのは私のせい、ではなくて、ガンという病気のせい。言われてみれば、そうなんだけど、なんとなく自分が疫病神のように思えてしまう人にとっては、ヘンな思考回路から抜け出すきっかけにもなります。
「怒り」を感じることが下手な人にも、オススメの本です。ずっと以前、怒りを感じることは、いいことだよ、と辛抱強く教えてくれた人がいましたが、その人の言葉が、ようやく、身に染みてきました。
人間は、喜怒哀楽、どれか一つが欠けていても、ダメみたい。というか、どれもあるハズの感情なのに、無いフリをするのは、ダメみたい。(2006/06/30)
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