復刊リクエスト投票

• バクトリア王国の興亡

  【著者】前田耕作

  バクトリア地方（現アフガニスタン、タジキスタン、及びウズベキスタン、トルクメニスタンの一部）の古代史を扱った数少ない本。　シナ、インド、ペルシアなどの大文明からみれば「辺境」だが、ユーラシアの中央部に位置し、東西交通路の要衝を占める、この特異な地方の複雑な歴史は、「世界史」の認識自体に関わっている。　ヨーロッパ、東アジアを中心に扱った従来の（日本の）歴史学では無視されがちだったこの分野における貴重な文献であるから。(2000/12/07)

• 古代ペルシア -碑文と文学

  【著者】伊藤義教

  この分野についての、ほとんど唯一の専門書であり、基本文献であるから。(2000/12/04)

• 収容所群島

  【著者】ソルジェニーツィン

  有名ですね。　題名も新聞等で、よく形容詞的につかわれる割には原典が読まれていない。　全巻揃えて是非復刊を。(2000/11/30)

• 超越のことば

  【著者】井筒俊彦

  イスラーム関係に興味のある私には、故井筒氏の著作は読んでおきたいものだ。　著作集では読めない本書を是非復刊してもらいたい。(2000/11/25)

• パルティアの歴史

  【著者】ニールソン・Ｃ・デベボイス 著/小玉新次郎・伊吹寛子　訳

  パルティアに関しては、これしかないから。(2000/11/25)

• 哲学者の意図

  【著者】ガザーリー 著 ／ 黒田壽郎 訳・解説

  イスラーム思想に関する基礎文献。　長く絶版になっていたので、手に入らないから。(2000/11/21)

• 千年王国と未開社会　メラネシアのカーゴ・カルト運動

  【著者】ピーター・ワースレイ ／ 吉田正紀 訳

  非常に興味あります。(2000/11/20)

• 美術の歩み上・下

  【著者】エルンスト・ゴンブリッチ

  おもしろそうですね。(2000/11/18)

• アジアの未解読文字

  【著者】西田龍雄

  読んだことはないが、おもしろそう。(2000/11/18)

• 新アルメニア史

  【著者】佐藤信夫

  アルメニアに関してはこれしかないから。(2000/11/18)

• アルメニア語文法

  【著者】佐藤信夫

  これしか無いから。(2000/11/18)

• ジャポンヤ　（イスラム系ロシア人の見た明治日本）

  【著者】アブデュルレシト・イブラヒム著／小松香織・小松久男　訳

  明治日本といえば、西欧人の書いた本があるが、この本はまったく異なった視点で書かれている。　明治の指導者層のイスラーム観も描かれており興味深い。(2000/11/16)

• ハーフィズ詩集

  【著者】ハーフィズ著/黒柳恒男　訳

  いつのまにか絶版に。　サアディーやニザーミーの作品がいまだに出版されているのだから、彼の作品を読みたい人はもっといるはず。(2000/11/16)

• ゴースト・ダンス　アメリカ・インディアンの宗教運動と叛乱

  【著者】ジェイムズ・ムーニー／荒井芳廣訳

  「ゴーストダンス」、聞いたことがあります。おもしろそうですね。(2000/11/16)

• 人性論 全4巻

  【著者】デイヴィド・ヒューム著／大槻春彦訳

  絶版だったんですか。　手元に置いておきたいですね。(2000/11/16)

• マンハイム全集 全6巻

  【著者】カール・マンハイム 著 ／ 樺俊雄 監修

  (2000/11/16)

• 疫病と世界史

  【著者】W.H.マクニール著／佐々木昭夫　訳

  古書店でも見かけない。　最近この手の本が出版されているが、先駆けである本書を持っていたい。(2000/11/16)

• トレルチ著作集４・５・６　歴史主義とその諸問題（上中下）

  【著者】エルンストトレルチ著近藤勝彦訳

  (2000/11/16)

• クレオール物語（小泉八雲名作選集）

  【著者】小泉八雲

  もっと評価されてよい本。　小泉八雲を知るためには、来日以前の彼についても知らなければならない。　値もはらないし、買う方もいるのでは？(2000/11/15)

• ペルシアの詩人たち（オリエント選書２）

  【著者】黒柳恒男

  この手の本がない。　上の「本の内容」でも書いたが、ナースィレ・ホスロー、ジャーミーなど訳書のない詩人の詩も（断片的ではあるが）載せられており貴重。(2000/11/15)