復刊リクエスト投票

• 対談集： 発想の周辺

  【著者】安部公房

  全集が出ているとは言え、文庫本が消えていくのは、未知の読者が新たに出会う機会が失われてゆくようで残念に思うから。(2003/08/22)

• U.S.A.

  【著者】ジョン・ドス・パソス

  日本で唯一の完訳本だけに復刊を望む。これだけの古典の翻訳が常時入手できないのは残念。(2003/06/15)

• 夜よゆるやかに歩め

  【著者】大江健三郎

  あまりでき映えの良い作品ではなく、大江作品としては失敗作に属する作品と言って間違いない。出版したくない作者の気持ちは良く分かるし、あまり読んでも面白い作品ではないが、ファンとしては失敗作を含めて全部常に読めるようにしておいて欲しいと思う。(2003/06/01)

• 荒れた海辺

  【著者】ジャン・ルネ・ユグナン（荒木亨訳）

  妹の結婚を通じて、ある一定の年齢の兄妹の間でしか成立しえない愛が哀切に描かれている。
  繊細で美しい、とてもいい小説なので、これが今手に入らないのは非常に残念に思う。(2003/05/29)

• アーダ

  【著者】ウラジミール・ナボコフ

  ナボコフの最高傑作だと思う。多くの人が読めるようにしておいて欲しい。(2003/05/29)

• 榎本武揚

  【著者】安部公房

  安部公房ぐらいの作家の作品はせめて文庫に入れておいて欲しい。(2003/05/05)

• 夢の逃亡

  【著者】安部公房

  安部公房ぐらいの作家の作品はせめて文庫に入れておいて欲しい。(2003/05/05)

• 飛ぶ男

  【著者】安部公房

  この単行本の中身は、必ずしも安部公房が書いたものではなく、公房の死後、真知夫人の手が入っていたことが今日では分かっている。主人公の職業が本来は中学教師であったのが、高校教師に変えられてしまっているなどしている。
  単行本の内容のままの復刊は不可能だろうが、全集に収められている「スプーン曲げの少年」など複数のヴァージョンを1冊にまとめて出版すれば、安部公房の小説づくりの過程が分かって面白いのではないかと思う。(2003/05/05)

• 塔　（「尖塔」という題もある。）

  【著者】ウィリアム・ゴールディング

  ゴールディングの小説は『蠅の王』以外の作品ももっと知られてもいいと思う。(2003/03/24)

• ひらめ

  【著者】ギュンター・グラス

  グラスの最高傑作だと思います。これぐらいの書籍はいつも入手できるようにしておいて欲しい。(2002/08/14)

• 第三の警官

  【著者】フラン・オブライエン

  よく安部公房がフラン・オブライエンの本を宣伝していたのを思い出した。アメリカではティム・オブライエンと間違えられるのを嘆いていた。(2002/08/05)

• 世界終末戦争

  【著者】マリオ・バルガス＝リョサ

  これだけ面白い本が現在入手できないのは残念。(2001/12/06)

• 青白い炎

  【著者】ウラジーミル・ナボコフ

  ２０世紀文学の傑作の一つであるだけに、是非復刊して欲しい。(2001/12/06)

• アルテミオ・クルスの死

  【著者】カルロス・フェンテス

  ラテンアメリカ文学を語るのに欠かせないフエンテスの代表作であり、非常に面白い１冊だから。(2001/12/06)

• 神聖喜劇

  【著者】大西巨人

  これだけの傑作が絶版なのは残念。(2001/07/19)

• 天路の奈落

  【著者】大西巨人

  文芸文庫に入れてほしい。(2001/07/04)

• 未成年

  【著者】ドストエフスキー

  ドストエフスキーの長編ぐらい常に文庫で入手できるようにしておいてほしい。(2001/07/02)

• 緑色のストッキング

  【著者】安部公房

  安部公房は海外で広く名の知れた、数少ない日本人作家のひとりなのに、彼の作品が国内で入手できずらくなっているのは残念に思うから。(2001/07/02)

• パンタレオン大尉と女たち

  【著者】マリオ・バルガス＝リョサ

  ノーベル賞候補に何回も挙がっている人の作品が入手できずらいのは残念に思うから。(2000/12/19)

• 石川淳全集

  【著者】石川淳

  石川淳の小説、戯曲、評論のすべてを読みたいから。(2000/12/19)