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復刊リクエスト投票
スペルベルは文化人類学の分野において構造主義以降の認知科学と連携しつつ新たに研究パラダイムを構築することに挑戦している稀有の研究者である。言語理解とコミュニケーションにおける「関連性理論」は彼が主となりイギリスの言語学者ウィルソンと協同して確立した、いまでは標準的理論となっている。
本書は冒頭に述べた理論人類学の基礎理論の素描としてきわめて意欲的な著述である。古書も高値がついており現在入手不可能となっている。是非とも復刊をしていただきたい。
2010/11/26
グッドマンが記号主義の展開を試みた問題作。出版当時、アメリカの哲学学界では一種のセンセーションを惹き起こしたことは、その後、この著作を中心とした論争が広範に行なわれたことから明らかである。事実、各種の学会誌がこの記号主義(すなわち、この本の主張)をテーマとする特集号を刊行している。それほどこの本の哲学にもたらした影響は大きかったといえよう。グッドマンの著作の翻訳には他に同じみすず書房から、『記号主義』が刊行されていて、いまも入手可能である。しかしグッドマン哲学の体系的・俯瞰的なパースペクティブを理解するうえで本書は必読の文献である。それがいま品切れであることは、グッドマン哲学への関心がたかまりつつある現在、学生のみならず一般読者にとっても遺憾なことではないだろうか。是非とも、何らかのかたち(例えば、文庫化)での本書の復刊を望みたい。
2006/12/23
グッドマンが記号主義の展開を試みた問題作。出版当時、アメリカの哲学学界では一種のセンセーションを惹き起こしたことは、その後、この著作を中心とした論争が広範に行なわれたことから明らかである。事実、各種の学会誌がこの記号主義(すなわち、この本の主張)をテーマとする特集号を刊行している。それほどこの本の哲学にもたらした影響は大きかったといえよう。グッドマンの著作の翻訳には他に同じみすず書房から、『記号主義』が刊行されていて、いまも入手可能である。しかしグッドマン哲学の体系的・俯瞰的なパースペクティブを理解するうえで本書は必読の文献である。それがいま品切れであることは、グッドマン哲学への関心がたかまりつつある現在、学生のみならず一般読者にとっても遺憾なことではないだろうか。是非とも、何らかのかたち(例えば、文庫化)での本書の復刊を望みたい。
2006/12/23