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私人としての李登輝台湾前総統がやっとのことで3度目の訪日である。なぜ、そうした不自然な事態が生じるのか、その複雑な背景を知るには、この記録がもっとも妥当と思う。なぜ、北京政府が異常なまでに李前総統の動静に神経を尖らせているのか?それは李登輝が1990年代に総統に就任するまでの長年にわたる中国国民党による台湾独立運動への弾圧を知れば見えてくるはずである。この本はその由来を運動の当事者として明らかにしている。
せめて、文春文庫で復刻すれば、台湾独立の文脈が読者に明らかになるだろう。
2007/06/04