GGさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
谷沢永一『読書人の悦楽』(PHP1994)を最近読んで、中野重治氏の絶賛を知りました。「ああ、学問と経験のある人が、材料を豊富にあつめ、手間をかけて、実用ということで心から親切に書いてくれた通俗の本というのは何といいものだろう」
読んでみたくなりますよね。
2010/01/17
当時の常識に反し、数ⅡBよりも数Ⅲの方が、ページ数が多くなっています。これは、イプシロン-デルタ論法や、ロピタルの定理の証明にも丁寧な説明を惜しまずにつけているからです。その昔、この本を中心に大学受験の準備の勉強をできたことは、とても幸運なことだったと今にして思います。
復刊されて、新しい読者を得ることを望みます。
2009/06/27
前書きより抜粋。
…本書の問題は、新しく創ったものがほとんどである。非線形振動や人工衛星の問題、読者が将来行なうであろう量子力学的計算に生き生きした描像をあたえるような問題など、今日的な話題を豊富にもりこんだ。そして、それぞれにていねいな解答をつけた。在来の問題も、--古典とされる書物にもときに立ちかえって--少しはとりいれたが、解法は新しいものが多い。いずれも、著者たち三人が討論を重ねて練り上げた結果である。それには長い時間がかかった。…
拾い読みするだけでも力のつきそうな、素敵な演習書です。
2007/12/06
Ⅰは、20年前に古書店で購入しました。その時点で、電磁気学および現代物理学への転換を扱ったⅡは、早世した著者本人の意向で絶版とされていると聞かされた記憶があります。現代物理学の記述に不満を持っていたという本人の述懐を判定できるような読解力はもとより全くありませんが、とにかく虚心に勉強させてもらいたいと思います。
2007/09/14
多くの投票者と同じく、私もこのシリーズで海外のミステリに目を開かれました。小学生のときの感覚の故か、クイーン「エジプト十字架の謎」などは、大人向けの完全訳より、こちらのヴァージョンのほうが数段面白かったような印象さえもっています。現在の目で読み返して、その感覚の是非を確かめたい気がします。それから、アートワークの渋さも本叢書の魅力です。あの正方形・函入りの本を(子どものときは図書館の本だったけれど)今度は自分の本として手にしたいと思います。
2007/01/18