レビュー一覧
民法教室シリーズ
全1件
「民法教室」全巻持っていますが、「民法概論」と比較してみたところ、記述にほとんど相違はありません。
「取り消し」を「撤回」と描き直したり、判旨を若干言い換えたりといった差異はあるものの、他は一字一句同じという箇所があります。具体的には債権法Ⅳ・契約各論(上)のp14「不信行為による贈与の取消し」、これは概論の4巻・債権各論(初版)p116「不信行為による贈与の撤回」の記述と(上述の例示部分と学説状況の説明が新たに加わった以外は)まったく同一です。
ですので、絶版時の状態のまま復刻を(何らかの資料的価値を求めて)要望するのならともかく、最新の法改正に対応した上での「補訂」「改訂」を要望するのならば、(民法全分野を網羅する)「民法概論」がそれに該当するので、とくに(総則、担保物権、家族法分野を欠く)この「民法教室」シリーズを(たとえば資格試験勉強用に)復刻する意義は乏しいです。
2012/02/17
「民法教室」全巻持っていますが、「民法概論」と比較してみたところ、記述にほとんど相違はありません。
「取り消し」を「撤回」と描き直したり、判旨を若干言い換えたりといった差異はあるものの、他は一字一句同じという箇所があります。具体的には債権法Ⅳ・契約各論(上)のp14「不信行為による贈与の取消し」、これは概論の4巻・債権各論(初版)p116「不信行為による贈与の撤回」の記述と(上述の例示部分と学説状況の説明が新たに加わった以外は)まったく同一です。
ですので、絶版時の状態のまま復刻を(何らかの資料的価値を求めて)要望するのならともかく、最新の法改正に対応した上での「補訂」「改訂」を要望するのならば、(民法全分野を網羅する)「民法概論」がそれに該当するので、とくに(総則、担保物権、家族法分野を欠く)この「民法教室」シリーズを(たとえば資格試験勉強用に)復刻する意義は乏しいです。
2012/02/17