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解体 KAITAI

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バイオテクノロジーと人間性。

SFものですが、電脳ものじゃありません。近未来が舞台ですが、進んだバイオテクノロジーがもたらした社会の利益と弊害がコンセプトの一つ。そしてそこに翻弄される人間達の姿を描いたシリアス作品です。全体を通して石原作品ならではの痛烈な皮肉が効いてます。近未来ものとはいえ、「カプセルヨードチンキ」や「DUMPS」とは一線を画すシリアスっぷり。舞台も東京ではなく、ロンドンです。あえて言うなら、1994年の作品なので、いわゆる現在の石原先生の絵柄とは全然違います。「カプセル~」「DUMPS」の頃の絵柄もOKな石原信者の方には絶賛オススメします。

2012/01/08