レビュー一覧
ドイツ国民への講話 <近代社会思想コレクション 35>
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激動の時代の人材教育
本講話は一般的に「ドイツ国民に告ぐ」で知られています。
ナポレオン率いるフランス軍の監視の下、講話は開かれました。フィヒテ自身死も覚悟していたといいます。
さて内容はいたずらにナショナリズムを煽るのではなく、あくまでも人間の理性・良心に訴えました。出版の自由、言語教育、それらを統括する国家のあり方など普遍性・先見性が見えます。
当時から理想主義的な国家論に批判があったようですが、フィヒテが訴えるように激動の時代に必要なのは何よりも自律的な人材です。現在の日本は占領下ではありませんが、不安定な世界情勢、そして2024年の能登半島地震と混迷の中にいます。いま一度フィヒテの声に耳を傾ける時なのかもしれません。
2024/01/08
激動の時代の人材教育
本講話は一般的に「ドイツ国民に告ぐ」で知られています。
ナポレオン率いるフランス軍の監視の下、講話は開かれました。フィヒテ自身死も覚悟していたといいます。
さて内容はいたずらにナショナリズムを煽るのではなく、あくまでも人間の理性・良心に訴えました。出版の自由、言語教育、それらを統括する国家のあり方など普遍性・先見性が見えます。
当時から理想主義的な国家論に批判があったようですが、フィヒテが訴えるように激動の時代に必要なのは何よりも自律的な人材です。現在の日本は占領下ではありませんが、不安定な世界情勢、そして2024年の能登半島地震と混迷の中にいます。いま一度フィヒテの声に耳を傾ける時なのかもしれません。
2024/01/08