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法の哲学 自然法と国家学の要綱 上

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血の通ったヘーゲル

ヘーゲルに対しては血の通わない大理石の彫像のようなイメージを持っていました。
ただこのたび岩波文庫『法の哲学』を読み現実と格闘するヘーゲルを知り、初めてヘーゲルもまた血の通った人間であると認識できました。
本書では従来の訳語が踏襲されており、初めて読む方は戸惑うかもしれません。しかし意味不明と理解不能ということはないはずです。
本作は「ヘーゲル入門編」として紹介されることも多くヘーゲル哲学を堪能できます。

2022/03/10