レビュー一覧
読後レビュー
全8件
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アーマゲドン/塩の柱だ!
今はアルマゲドンと言われている、神と悪魔の最終戦争のことを初めて知ったのは『デビルマン』でした。この短いドラマの中に、どれほど多くの預言的なエピソード、人間ドラマが盛り込まれているか。悪魔王ゼノンが宣戦布告し、地球上の空を悪魔が飛翔し、覆い尽くすシーンの異様さ。ページをめくるのももどかしく、読み進めたのを思い出します。作画の迫力は、アニメ版を軽く凌駕する凄まじさですが、それもオリジナルの判型があってこそでしょう。この復刻で初めてオリジナル『デビルマン』に出会えた人が羨ましい! (2018/04/20)
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やっぱり素晴しいです。
この頃の永井豪先生の絵が大好きです。
今の永井豪先生の作品は絵もストーリーも
お世辞にも良いとは言えません。
この頃の作品をもっと連載時のまま復刻して欲しいです。 (2018/04/09) -
デビルマンは、こうでなくっちゃ。
素晴らしい、この一語につきます。画もストーリーも全てが。
子供の頃読んだ際は、もっと話が長かったらと思っていました。テレビのデビルマンには、色々とデーモンが出てきていたし。
でも今よくよく考えてみると、シレーヌ、ザンニン、そして最終のアルマゲドンへと進み、そして飛鳥了の秘密を解き終わっていく、たった単行本5冊の内容がとても濃い事でした。
現在、永井先生が多数の自作品の加筆をされているが、どれもガッカリしてしまっています。
話の内容も画もデビルマンも不動明も美樹ちゃんも全てが違っていて、キャラクター自体別人のような気がしています。
先生の作品であるマジンガーZ,、魔王ダンテ、当然デビルマンは、少年の頃の自分の中にどれだけのイメージを植え付けてくれたか。
核戦争、聖書やそしてロボットに乗ってそれを動かす事を行うという事に対して。
また別の意味で、ハレンチ学園、あばしり一家、キューティハニー、けっこう仮面等は淡い何かを与えて貰った気がします。
今回、この「The -First-」三部作を購入し、本当に昭和40年代、50年代の漫画家の先生達がどれだけ偉大だったのかを、再認識するものでした。 (2018/04/09) -
終わってしまった。
完結してしまった。
DX版を昔購入して、最近出たコミック購入し”あれ?こんな終わり方だっけ”って悩みましたが、
この本を購入し、こうだったよな!って納得した本でした。
BOXが届くのも楽しみです。
他のFIRSTも出ないかな?? (2018/04/09) -
惜しむらくは雑誌の表紙を飾ったデビルマンです。
ほぼ完璧な収録です。素晴らしい内容が一段と引き立ちます。愛蔵書のひとつとなりました。惜しむらくは雑誌の表紙を飾ったデビルマンのイラストが収録されていればよかったのですが。 (2018/04/08)
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テレビアニメとは別の面白さ
漫画を原作としたアニメは、どちらを先に見たかで作品に対する感触は違ってくると思う。このデビルマンはアニメしか知らず、初めて原作を目にしたときは余りのギャップ差に慄いたほどで、これほどまでスケールの大きい漫画だとは思わず、とても感動してしまった。 (2018/02/18)
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魔女狩りと通じます
世論に流され洗脳された大衆が狂気の行動にでる一部始終が描かれています。アニメ版は子供向けにモディファイされているが、原作は完全に大人向けで考えさせられる内容です (2017/08/04)
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アニメーションとともに。
テレビでアニメーションを見て、何年か経てから漫画を読みました。アニメーションでもどことなく悲しい雰囲気が漂っていたけれど、原作を読むとその悲しさや暗さが、きちんとした思想の基に描かれていることが分かり、やっぱり漫画ってすごい!と思ったことを覚えています。もう一度その凄さをなぞってみたいです! (2016/02/07)
momoz