レビュー一覧
読後レビュー
全16件
-
GOOD!0
何より大きくて読みやすい
文庫コミックも、かさばらなくていいけど、やっぱり、雑誌サイズが何と言っても読みやすいです (2020/10/25)
-
GOOD!0
奇子
タイトルは「奇子」ですが、読み終えてみると、戦争に人生を狂わされた仁朗の物語かな、と思いました。
カバーを外してみると、紙質やデザインなどが「和風」な感じがしていていいですね。 (2020/05/27) -
GOOD!0
奇子（オリジナル版）
講談社の全集で一読していましたが、エンディングが違うオリジナル版を読んで、全体の印象が変わりました。 (2019/12/10)
-
GOOD!0
プレゼントにも最適
友人への贈り物に何が相応しいかを考えた結果「奇子～オリジナル版～」に決定！！
友人も復刊ドットコムの箱を開けたら「奇子」が出てきたと大喜び。
まるで原作の奇子のようではないか！！
しかも、複製原画のシーンで大爆笑！！！
まさか、あのシーンを使うとは！！といった感じ。
手塚治虫談義に花が咲きました。
クリスマスの大事な人に贈ってあげたら喜ばれる事、間違いなし！！！ (2019/11/28) -
GOOD!0
初見
漫画が特別好きというわけでもなく、手塚治虫の漫画も一冊も持っていなかったのですが、尊敬できる知人がオススメしていたので気になり調べていたところ、この完全版？の存在を知り、価格の高さに迷いつつもどうせならと思い購入。思いの外ミステリー？サスペンス？要素があり、展開にハラハラして読ませていただきました。また、自分は漫画の歴史に疎いので、この絵の表現って手塚治虫が考えたのかな？と気になる箇所がいくつかあったのも楽しめました。ただ、マニアの方ならこの値段でも文句はないのでしょうが、自分のようなライト層でも手が出しやすい価格に抑えたほうが新規ファンも増えるのではないかと思います。 (2019/05/19)
-
GOOD!0
待ちました
在庫切れの表示から、メールに登録して待つこと数ヶ月。
ようやく届いた商品に感動。
中身を読みまた感動。
とにかく大判で見るこの時代の手塚作品は、流れる絵の魅力と相待って感動が増幅させられます。
今後の手塚作品の発刊も期待いたします。 (2019/04/28) -
GOOD!0
内容はいいのですが…
作品の内容については、この本を購入される方には、既に周
知のものでしょうから、特に何も申し上げることはありませ
ん。
雑誌連載時の手塚作品が読めるのは、古くからの読者として、
うれしく思います。
しかしながら、巻末の図説（解説）の文章が残念です。
今、新刊で容易に手に入るのは、文庫全集でしょうから、それ
と比較することは適切かと思いますが、相違箇所を改行がな
く、だらだらと羅列されると非常に読みづらいです。
せめて、箇条書きにしてほしかった。
セリフの変更箇所についても、「すべてをあげるのは煩雑に過
ぎるので」という書きぶりは、解説としてどうなのでしょう。
（図説と解説は別物？）
また、現在刊行中の「三つ目がとおる」の図説（解説）でも同
様ですが、執筆者が、自らの文章に酔っているような書きぶり
は、いささか鼻につきます。
解説文は、もう少し客観的にお願いしたいです。
とはいえ、復刻版のように描線がにじむことなく、雑誌連載版
での手塚作品が、Ｂ５判で読めるのは、うれしいことです。
ＭＷ（ムウ）の刊行も楽しみにしています。
次は、「火の鳥」の改訂版かな？ (2018/06/14) -
GOOD!0
もやもやが消えました。
連載時読み終わったときの感覚が蘇ってきました。いままでの単行本を読むたびに、ラストで「違う違う」といつも唸っていました。連載時のビッグコミックを読んだときのあの部屋、あの時間、あのころの自分が蘇ってきました。買ってよかった。（人によると思うが。） (2018/06/05)
-
GOOD!0
究極の奇子
連載当時のこの物語をここまで高品質な本として読めて本当に素晴らしかったです。もう何度なく大都社版で読んできたこの作品ですが、あらためて手塚治虫の神がかり的な作品世界にしびれました。オリジナル・エンディングは画面構成的にはあまり大都社版と変わっていないように思えるかもしれませんが、話の筋としてはまるで違っていて、手塚治虫がその後の奇子の物語を準備していたことが窺われます。大都社の単行本であのようなエンディングに変更されたのは、その後手塚治虫自身がこの物語を封印してしまったからでしょう。でも、こちらのオリジナル版エンディングの方がやはり自然な締め括りになっているように思うので、これをこんな紙質の、しっかりした印刷の漫画として読めて本当によかったです。連載時の扉を残すこともまったく違和感がないし、なんで最初からそうしなかったのか不思議なくらいですし、イラストとしてもどの扉も味があります。これは大人向け手塚作品が好きな人には絶対にお勧めです。それと読み手のぼくが歳を取ったせいか、大人になってからの奇子の行動のあまりのリアリティが衝撃的で、そこが切なくて落涙を禁じ得ませんでした。本当に祐天寺富雄の心情に共感せざるをえないところがこの物語の壮絶なところだと感じました。それをこんな素晴らしいクォリティの形で堪能できてファン冥利に尽きました。 (2018/04/16)
-
GOOD!0
奇子 《オリジナル版》 上・下
本書で手塚先生は、戦後の暗黒な部分をこれでもかと云うくらい吐き出した。このサイズで読むと正に先生の筆力に圧倒されました。そして先生の性に対するドロドロとした面を垣間見た感じがする。
それから、本書は三つ目と違い、「箱入り」でライブラリーにうまく収まりました。 (2018/02/28) -
GOOD!0
買ってよかった
お金なら、頑張れば稼げる。手塚治虫の漫画は、お金出して読めるなら、出す。値段以上の価値があると思います。
サイズ感も大切ですね、文庫でしか持っていなかったので、脳にダイレクトに伝わった。 (2018/02/04) -
GOOD!0
奇子 《オリジナル版》
別エンディング（計7ページ）も記載とあるから、7ページあるのかなと思えば、なにあれ、いい加減ごまかしはやめてくれないかな、いい加減きっちり載せてくれないかな。もうメジャーでしょう。いつも次は何を出版するのか楽しみにしているのだから、編集部ガンバッテ、完全なる完全版をだしてくれ。 (2017/12/31)
-
GOOD!0
とてもすばらしい。
装丁特典も私にとって好みです。、ビックコミックに連載されていた雰囲気がよく再現されいてるのが素晴らしい。きりしと賛歌もだしてほしい。 (2017/12/31)
-
GOOD!0
度肝を抜かれました
ドロドロな内容にただただびっくり。携帯もネットも無い時代の話だけどテーマに古くささがありません。大人が見るに耐える作品まで描ける手塚先生は凄すぎます。 (2017/12/31)
-
GOOD!0
初めて読みました。
手塚作品を沢山読んできましたが、この「奇子」は何故か読む機会が無くて今回、このオリジナル版で初めて読みました。
初めてなので期待し過ぎたのかイマイチ面白いとは思えませんでした。
私的には手塚治虫さんの漫画は大人向けの漫画より少年向けの
漫画の方が断然面白いです。
「W3」「どろろ」「ブラック・ジャック」「三つ目がとおる」
等々ワクワクして読める作品の方が好きです。
しかしながら、このようなオリジナル版はやはり貴重な物で
他の手塚作品もどんどんオリジナル版で復刊して欲しいです。 (2017/12/31) -
GOOD!0
手塚氏の傑作
手塚治虫さんのこの時代の作品が大好きです。
「空気の底」や「きりひと賛歌」と並んで、この「奇子」もストーリーテラーたる手塚先生の真骨頂です。
なにか松本清張の映画でも見ているかのような感覚に陥ります。
更に、大都社版とは違うエンディング！
単行本で出す際は書き直しや編集で有名な手塚先生。
それゆえに、マニアにはたまりませんが、この作品は誰が読んでも文句なしの傑作でしょう。
いろいろな復刊が出てうれしいですけど・・・この先も手塚氏関連の復刻が出たら買うんだろうなあ・・・一応、ファンなので。 (2017/12/31)
![[未設定]](/img/common/user_icon_no_pu.png){kind=icon}
akira