レビュー一覧
復刻版 大正っ子の太平洋戦記
全2件
本書の復刊リクエストに投票後、復刊したので入手後、今も読んでいます。
まだ熟読中ですが、本書の内容は単なる「特攻を拒否した前線部隊指揮官の回顧録」に留まっていません。
自身が生まれた大正時代の雰囲気から始まり、海軍軍人として生きた昭和の戦争の時代を率直に語っている所に、好感が持てます。
率直に語っている以上、自身が関わった作戦や戦闘を指導した上層部に対して、時には激しい口調で批判している所もありますが、同時に奮戦した部下や同期生に対しては丁寧に書いており、自らの体験や部下達の戦いを出来る限り、ありのまま書き残そうとした意思が伺えます。
本書の記述内容については、他の史書で裏付けをとる必要がある個所もありますが、全体としては特攻作戦への批判だけに止まらず、太平洋戦争における日本海軍の戦いを知る上で、貴重な証言の連続であると言えます。
あの太平洋戦争の実態を知りたい方には、一読する事をお勧め出来る1冊だと思います。
2017/12/31
本書の復刊リクエストに投票後、復刊したので入手後、今も読んでいます。
まだ熟読中ですが、本書の内容は単なる「特攻を拒否した前線部隊指揮官の回顧録」に留まっていません。
自身が生まれた大正時代の雰囲気から始まり、海軍軍人として生きた昭和の戦争の時代を率直に語っている所に、好感が持てます。
率直に語っている以上、自身が関わった作戦や戦闘を指導した上層部に対して、時には激しい口調で批判している所もありますが、同時に奮戦した部下や同期生に対しては丁寧に書いており、自らの体験や部下達の戦いを出来る限り、ありのまま書き残そうとした意思が伺えます。
本書の記述内容については、他の史書で裏付けをとる必要がある個所もありますが、全体としては特攻作戦への批判だけに止まらず、太平洋戦争における日本海軍の戦いを知る上で、貴重な証言の連続であると言えます。
あの太平洋戦争の実態を知りたい方には、一読する事をお勧め出来る1冊だと思います。
2017/12/31
彗星夜襲隊で、美濃部少佐の事を知りました。
日本の敗戦が濃厚となり、軍全体が特攻作戦へと傾いていく中で、正攻法を主張し、またその主張を認めさせる事は、とても困難な事だと思います。それを成し遂げた指揮官が、何を考えていたのか気になっていました。今回この本が復刻されてともて嬉しく思います。
2017/05/13