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アステカ王国の生贄の祭祀 血・花・笑・戦

岩崎賢

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著者 岩崎賢
出版社 刀水書房
判型 四六判
頁数 202 頁
ジャンル 専門書
商品内容
古代メキシコに彗星の如く出現し、強烈な輝きを放ちながら、わずか 200年ほどで消滅したアステカ王国。そこで壮大に行われた【生贄の祭り】の神髄は、[人間の血を神々に捧げ、神々の血を人間が頂く] ことであった。

筆者は本書で、アステカ人の宗教的実存を共感的に描き出すことに努めた。なぜなら、アステカ人がいかなる歴史的状況の中で、いかなる思考様式において行為していたかということを、単に概説書的に、客観的・価値中立的に説明しただけでは、アステカ人の宗教的実存を真に理解したことにはならないと考えたからである。

今、我々が試みるべきことは、対象を《解釈》することである。それは諸史料が顕わにするアステカ供犠の宗教的世界の中に、解釈者が自らの実存を投げ込み、その躍動的な生を自分自身の生として生き直し、そこに開けわたる意味地平を、言葉によって描き出すということである。そのようにして我々は、《聖なるもの》の創造の力に触れることができる。そしてメソアメリカ・アステカ研究が本格化して半世紀以上が経過した現在、そのための準備は、おおよそ整っているのである。

▼目次
序 古代メキシコとの出会い
第一章 アステカ人の供犠と宇宙論
--1 メソアメリカとアステカ人
--2 アステカ王国の都/テノチティトラン
--3 テノチティトランの一年の宗教的行事/十八の祭祀
--4 五二年に一度の「新しい火の祭り」
--5 二元論的宇宙論
--6 パンケツァリストリの祭祀/聖婚と戦争
第二章 神々に血を捧げる
--1 神々に血を捧げるという主題
--2 アステカ供犠に関する従来の議論
--3 《機械のアナロジー》とその問題点
--4 創造的解釈学の試み
第三章 神々から血を頂く
--1 神々から血を頂くという主題
--2 太陽から血を頂く
--3 月・星・大地から血を頂く
--4 《大いなる生命体》のアナロジー
第四章 花と笑い
--1 タモアンチャンの花咲く木
--2 笑う詩人・笑う踊り子
--3 「笑う神」テスカトリポカ
--4 現代メキシコ先住民の神話における笑い
--5 笑いと創造
第五章 クエポニ/戦場に咲くアステカ戦士
--1 戦士の神話
--2 戦場において咲くこと
--3 「炎に飛び込む神」の神話
--4 生きるために死ぬ神
--5 笑うアステカ戦士
結び 宗教現象における創造の力
あとがき
注・参考文献・索引

★本書の特徴
◆古代語文献や考古学・人類学の史料、60点を超える図像資料
◆新しい解釈でアステカ人の精神性に肉薄する、本邦では他に例のない大胆な挑戦
◆2023年度特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」全国3拠点で開催

▼著者プロフィール
岩崎賢(いわさき たかし)
1972年佐賀県唐津市に生まれる。2005年、筑波大学大学院(博士課程)哲学・思想研究科を修了。博士(文学)。現在、神奈川大学、准教授。
専攻:宗教学、メソアメリカ宗教史、ラテン・アメリカ地域研究
[おもな業績]
“Man-god”,in, David Carrasco, ed., The Oxford Encyclopedia of Mesoamerican Culture, vol. 2, Oxford University Press, 2001, pp. 163-164.
「メキシコ革命と大地母神の神話」、松村一男・山中弘編『神話と現代』リトン、2007年、401-423ページ
「アステカの宗教」、井上順孝編『世界宗教百科事典』丸善出版、2012年、702-703ページ

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復刊投票時のコメント (全172件)

メソアメリカ文明について勉強している者です。 アステカ王国は、多くが焼き払われ、破壊され、埋没していったメソアメリカ文明の中でも最も文献や資料が残されている地域です。しかし、これらの地域について日本...

2023/04/18

アステカ王国の勉強をしています。こちらのお本を探しているのですが、古書でも価格が高騰していて、手に入れられないため、ぜひ復刊して欲しいです。

2023/04/15

生贄という宗教儀式に対して忌避感を覚えるのは当然の感覚であるとは思うが、当時のメシカの人々にとってはそれだけではなく、しかし現代の日本に住む私達ではその全てを理解することはできないであろう創造的な力に...

2023/04/19

他文化を学び、それらを尊重することは大切なことで、それは失われていったものに対しても同じことが言えると思う。 異なる文化や思考であってもルーツを辿ることで理解することができるし、また共通点や差異を知...

2023/04/19

とあるきっかけによりアステカ文明への関心が高まっており、1冊でも資料となりえる書籍が蘇り今は亡き王国へ思いを馳せる際の助けとなって欲しいと思っています。

2023/04/18

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