発芽/わたくしが樹木であれば
岡崎裕美子
著者 | 岡崎裕美子 |
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出版社 | 青磁社 |
判型 | 文庫判 |
頁数 | 160 頁 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784861985577 |
商品内容
「したあとの朝日はだるい 自転車に撤去予告の赤紙は揺れ」や「体などくれてやるから君の持つ愛と名の付く全てをよこせ」で話題となった第一歌集『発芽』と「おばさんでごめんねというほんとうはごめんとかないむしろ敬え」が広まった『わたくしが樹木であれば』を完全収録。
新たに文庫版のみ収録の18首を追加。
新たに文庫版のみ収録の18首を追加。
読後レビュー
全1件
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短歌の抜粋と感想に替えて返歌
岡崎裕美子 短歌 乗り換えも面倒このままずっとこの川も渡って君のところへ 海沿いの君の街街の人々は君に似て魚みたいな顔だち 「はい好きです」また嘘をつくつく度に陰よりどんと溢れだす海 無防備な発言が効いた浴槽でいいと言われた指先を見る 夕立に打たれんとして走り出す少女の腰はゆるやかに燃ゆ 広すぎる大浴場だ全存在かけて泳いでもたったひとり 抱き合って眠れば夢が深くなるぶどうの発芽くらいの熱で 返歌 夜遅く子供が熱を出し慌て氷で冷やし医者へと急ぐ (2018/07/08)
復刊投稿時のコメント
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o.k.