名探偵ホームズ全集 3
コナン・ドイル 原作 / 山中峯太郎 訳 / 平山雄一 註
7,480円(税込)
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名探偵ホームズ・シリーズ
| 著者 | コナン・ドイル 原作 / 山中峯太郎 訳 / 平山雄一 註 |
|---|---|
| 出版社 | 作品社 |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 700 頁 |
| ジャンル | 文芸書 |
| ISBNコード | 9784861826160 |
日本中の少年少女が愛読した、あの山中峯太郎版『名探偵ホームズ全集』、20冊を全3巻に集約して一挙大復刻!
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズ、南洋一郎訳の「ルパン」シリーズとともに、日本中の公共図書館や学校の図書館に常備されて、少年少女たちが愛読した山中峯太郎の「名探偵ホームズ」シリーズ。「少年探偵団」、「ルパン」は文庫化されているが、「ホームズ」は昭和50年代に絶版となったまま、現在まで復刻されていない。
昭和30~50年代の長きにわたって日本中で愛読された作品であるという意味でも、またシャーロッキアンにとっても、きわめて興味深いシリーズである。
平山雄一による註によって、小説家・山中峯太郎による、原作と異なる創意や原作の矛盾点の解消が詳細に明らかになる。ミステリマニア必読の全3巻!
【刊行によせて】
昭和三十~五十年代に小学生だった子どもたちは、学校の図書館で「少年探偵団」シリーズ、「怪盗ルパン全集」シリーズ、そして「名探偵ホームズ全集」シリーズを先を争うようにして借りだして、探偵と冒険の世界に胸を躍らせました。当時を思いかえすと、「少年探偵団」はみんなに愛されていましたが、なぜか子どもたちは「ルパン派」と「ホームズ派」に別れて、どちらが素晴らしいかお互い熱心に主張をしていました。
「少年探偵団」はその当時から今に至るまで、本の形は変わっても、ずっと子どもたちに愛されてきています。「怪盗ルパン」は一時期姿を消しましたが、再び文庫本になって復活しました。しかしなぜかあれほど愛された、大食いで快活な「名探偵ホームズ」はいつのまにか姿を消して、気難しい痩せぎすの「シャーロック・ホームズ」に取って代わられてしまいました。
当時、ホームズが自動車に乗るのはおかしいとか挿画の現代的な服装が間違っているとか、いろいろ批判がありました。しかしその後、ホームズは多様性を獲得し、犬になったりカマキリになったり、現代に現われてコンピュータを駆使したり全身に入れ墨を入れたりしています。
そんな自由にホームズを楽しめる時代に、もう一度「名探偵ホームズ全集」を見直してみました。すると単に明朗快活なだけでなく、ホームズ研究家の目から見てもあっと驚くような指摘や新説がいくつも見つかりました。詳しいことは註釈と第三巻の解説で、ご紹介いたします。 昔を懐かしむもよし、峯太郎の鋭い考察に唸るもよし、「名探偵ホームズ全集」を現代ならではの楽しみ方で、どうぞ満喫してください。
平山雄一
◆本全集は、ドイル作・山中峯太郎訳『名探偵ホームズ全集』(全20巻・ポプラ社)を底本とした。ただし本全集の収録順はポプラ社版の刊行順ではなく、北原尚彦氏の考証による、作品内における時系列順とした。
◆詳細な書誌情報および解題は、第3巻にまとめて掲載する。
▼内容
◆第3巻(2017年7月刊行予定)
悪魔の足
黒蛇紳士
謎の手品師
土人の毒矢
消えた蝋面
黒い魔船
解説
▼著者プロフィール
アーサー・コナン・ドイル
1859~1930。大英帝国スコットランド、エジンバラ市で生まれる。エジンバラ大学医学部卒業、医学博士。開業医の傍ら執筆活動を続け、『緋色の研究』(1888)、『四つの署名』(1890)など「シャーロック・ホームズ」シリーズを生み出して、専業作家となった。自らは歴史小説家を自認し、探偵小説が著作の中心だとは認めなかった。小説家としての活動だけでなく、ボーア戦争では南アフリカで医療ボランティアに参加(1900)、さらにイギリスの立場を弁護する書籍やパンフレットを発表し、ナイト位を受けた(1902)。エダルジ事件やオスカー・スレーター事件といった冤罪事件の解明、コンゴでの現地人への残虐な仕打ちの告発といった社会活動も積極的に行ない、国会議員にも立候補したが落選している。晩年は心霊学に没頭し、多くの著作を発表するとともに世界中を講演旅行してまわった。SF でも『失われた世界』(1912)など古典的名作を残し、『恐怖の谷』(1914)はハードボイルド小説の先駆けとも言われている。
山中峯太郎(やまなか みねたろう)
1885~1966。大阪府に呉服商馬淵浅太郎の子として生まれ、陸軍軍医山中恒斎の養子となる。陸軍士官学校卒(第十九期)。陸軍大学校に入学するも、親交があった中国人留学生に辛亥革命に誘われて退校、第二革命に参加する。革命は失敗して帰国、依願免官となる。東京朝日新聞社記者に転身して孫文らを側面から支援するとともに、インドの独立運動家ラス・ビハリ・ボースの支援も行なった。その後執筆活動に専念して情話小説、宗教書、少年少女小説、軍事小説などを執筆し、「少年倶楽部」に発表した『敵中横断三百里』(1930)、『亜細亜の曙』(1931)で熱狂的な人気を得た。戦後は再び少年小説で活躍するとともに、回想録『実録・アジアの曙』(1962)で文藝春秋読者賞を受賞、テレビドラマ化された(大島渚監督)。
平山雄一(ひらやま ゆういち)
1963年東京都生まれ。東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了、歯学博士。日本推理作家協会、『新青年』研究会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー・ストリート・イレギュラーズ会員。著書に『江戸川乱歩小説キーワード辞典』(東京書籍)など、訳書に、バロネス・オルツィ『隅の老人【完全版】』(作品社)、ジョン・P・マーカンド『サンキュー、ミスター・モト』、J・K・バングズ『ラッフルズ・ホームズの冒険』(以上論創社)、エリス・パーカー・バトラー『通信教育探偵ファイロ・ガッブ』、ロイ・ヴィカーズ『フィデリティ・ダヴの大仕事』、ロバート・バー『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』(以上国書刊行会)などがある。
▼こちらもチェック!
◎『名探偵ホームズ全集 1』
◎『名探偵ホームズ全集 2』
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズ、南洋一郎訳の「ルパン」シリーズとともに、日本中の公共図書館や学校の図書館に常備されて、少年少女たちが愛読した山中峯太郎の「名探偵ホームズ」シリーズ。「少年探偵団」、「ルパン」は文庫化されているが、「ホームズ」は昭和50年代に絶版となったまま、現在まで復刻されていない。
昭和30~50年代の長きにわたって日本中で愛読された作品であるという意味でも、またシャーロッキアンにとっても、きわめて興味深いシリーズである。
平山雄一による註によって、小説家・山中峯太郎による、原作と異なる創意や原作の矛盾点の解消が詳細に明らかになる。ミステリマニア必読の全3巻!
【刊行によせて】
昭和三十~五十年代に小学生だった子どもたちは、学校の図書館で「少年探偵団」シリーズ、「怪盗ルパン全集」シリーズ、そして「名探偵ホームズ全集」シリーズを先を争うようにして借りだして、探偵と冒険の世界に胸を躍らせました。当時を思いかえすと、「少年探偵団」はみんなに愛されていましたが、なぜか子どもたちは「ルパン派」と「ホームズ派」に別れて、どちらが素晴らしいかお互い熱心に主張をしていました。
「少年探偵団」はその当時から今に至るまで、本の形は変わっても、ずっと子どもたちに愛されてきています。「怪盗ルパン」は一時期姿を消しましたが、再び文庫本になって復活しました。しかしなぜかあれほど愛された、大食いで快活な「名探偵ホームズ」はいつのまにか姿を消して、気難しい痩せぎすの「シャーロック・ホームズ」に取って代わられてしまいました。
当時、ホームズが自動車に乗るのはおかしいとか挿画の現代的な服装が間違っているとか、いろいろ批判がありました。しかしその後、ホームズは多様性を獲得し、犬になったりカマキリになったり、現代に現われてコンピュータを駆使したり全身に入れ墨を入れたりしています。
そんな自由にホームズを楽しめる時代に、もう一度「名探偵ホームズ全集」を見直してみました。すると単に明朗快活なだけでなく、ホームズ研究家の目から見てもあっと驚くような指摘や新説がいくつも見つかりました。詳しいことは註釈と第三巻の解説で、ご紹介いたします。 昔を懐かしむもよし、峯太郎の鋭い考察に唸るもよし、「名探偵ホームズ全集」を現代ならではの楽しみ方で、どうぞ満喫してください。
平山雄一
◆本全集は、ドイル作・山中峯太郎訳『名探偵ホームズ全集』(全20巻・ポプラ社)を底本とした。ただし本全集の収録順はポプラ社版の刊行順ではなく、北原尚彦氏の考証による、作品内における時系列順とした。
◆詳細な書誌情報および解題は、第3巻にまとめて掲載する。
▼内容
◆第3巻(2017年7月刊行予定)
悪魔の足
黒蛇紳士
謎の手品師
土人の毒矢
消えた蝋面
黒い魔船
解説
▼著者プロフィール
アーサー・コナン・ドイル
1859~1930。大英帝国スコットランド、エジンバラ市で生まれる。エジンバラ大学医学部卒業、医学博士。開業医の傍ら執筆活動を続け、『緋色の研究』(1888)、『四つの署名』(1890)など「シャーロック・ホームズ」シリーズを生み出して、専業作家となった。自らは歴史小説家を自認し、探偵小説が著作の中心だとは認めなかった。小説家としての活動だけでなく、ボーア戦争では南アフリカで医療ボランティアに参加(1900)、さらにイギリスの立場を弁護する書籍やパンフレットを発表し、ナイト位を受けた(1902)。エダルジ事件やオスカー・スレーター事件といった冤罪事件の解明、コンゴでの現地人への残虐な仕打ちの告発といった社会活動も積極的に行ない、国会議員にも立候補したが落選している。晩年は心霊学に没頭し、多くの著作を発表するとともに世界中を講演旅行してまわった。SF でも『失われた世界』(1912)など古典的名作を残し、『恐怖の谷』(1914)はハードボイルド小説の先駆けとも言われている。
山中峯太郎(やまなか みねたろう)
1885~1966。大阪府に呉服商馬淵浅太郎の子として生まれ、陸軍軍医山中恒斎の養子となる。陸軍士官学校卒(第十九期)。陸軍大学校に入学するも、親交があった中国人留学生に辛亥革命に誘われて退校、第二革命に参加する。革命は失敗して帰国、依願免官となる。東京朝日新聞社記者に転身して孫文らを側面から支援するとともに、インドの独立運動家ラス・ビハリ・ボースの支援も行なった。その後執筆活動に専念して情話小説、宗教書、少年少女小説、軍事小説などを執筆し、「少年倶楽部」に発表した『敵中横断三百里』(1930)、『亜細亜の曙』(1931)で熱狂的な人気を得た。戦後は再び少年小説で活躍するとともに、回想録『実録・アジアの曙』(1962)で文藝春秋読者賞を受賞、テレビドラマ化された(大島渚監督)。
平山雄一(ひらやま ゆういち)
1963年東京都生まれ。東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了、歯学博士。日本推理作家協会、『新青年』研究会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー・ストリート・イレギュラーズ会員。著書に『江戸川乱歩小説キーワード辞典』(東京書籍)など、訳書に、バロネス・オルツィ『隅の老人【完全版】』(作品社)、ジョン・P・マーカンド『サンキュー、ミスター・モト』、J・K・バングズ『ラッフルズ・ホームズの冒険』(以上論創社)、エリス・パーカー・バトラー『通信教育探偵ファイロ・ガッブ』、ロイ・ヴィカーズ『フィデリティ・ダヴの大仕事』、ロバート・バー『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』(以上国書刊行会)などがある。
▼こちらもチェック!
◎『名探偵ホームズ全集 1』
◎『名探偵ホームズ全集 2』
読後レビュー (全1件)
天晴な書き換え。ホームズ譚全作品に及ぶ
この全集は当初、同社の「世界名作探偵文庫」の一部として刊行されていたが余りの人気に独立して「名探偵ホームズ全集」となったものである。 全部で20巻ある。巻数の順序に読むと話の内容が繋がらないと云うのは有名な事。上記、「文庫」の品切れになった巻から順に番号を付けていったからだという。 しかし、そのようの混乱があっても学校図書館などでは子供たちは奪い合う様にして貪るようにして読んで居たという。幾ら...
2014/05/25
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復刊投票時のコメント (全99件)
2016/05/10
2016/05/10
2012/04/13
2012/04/13
2010/12/24
2010/12/24
2006/03/01
2006/03/01
2005/09/04
2005/09/04