虚構の時代の果て

大沢真幸

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著者 大沢真幸
出版社 筑摩書房
シリーズ 増補  ちくま学芸文庫 オ15‐3
判型 15cm
頁数 338 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784480091970
商品内容
オウム真理教事件は、当時の社会の断末魔の叫びだった。事件を起こした信者たちは、アニメ番組等の終末論から影響を受け超越的第三者(教祖)の審級に依存する世界観を肥大させ、そして彼らの事件がある時代を終わらせる。著者はその時代を「虚構の時代」と呼び、日本の戦後精神史上、終戦から万博までの「理想の時代」の次に来た時代、と位置づけた。時代の転換点を受け止めつつ、現代を克服する端緒を考察した意欲的論考。文庫化にあたり、オウム事件から始まる現代社会の文脈を解きほぐす論説を増補。

目次



第1章 妄想の相互投射
第2章 理想の時代/虚構の時代
第3章 サリンという身体
第4章 終末という理想
第5章 虚構=現実
終章 ポアの思想を越えて
補論 オウム事件を反復すること

著者情報



大澤 真幸(オオサワ マサチ)
1958年、長野県松本市生まれ。1987年、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は共生文明学、現代社会学。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)で、毎日出版文化賞受賞

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

読後レビュー

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復刊投票時のコメント (全4件)

事件から10年経ち、見えてたきたものよりはむしろ風化してしまったことの方が多いと痛切に感じる。しかし時間の経過を経て、初めて直視できることもたくさんある。「オウム事件」が私たちにもたらしたものを今一度...

2005/06/06

古本高杉なので。

2007/02/03

『戦後の思想空間』を読んで興味を持ったものの、既に入手困難だった。

2006/12/15

同時代論として評価が高い。

2006/05/02

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