虚構とは何か、というテーマを可能世界論と呼ばれる概念枠組を使って説明。テキストの同一性の基準、虚構世界と確実世界の関係など。

サルトル、デリタ、ドゥルーズからマルクス・ガブリエルまで、今なお現代哲学の震源であり続け、ハイデガー思想の核心そのものある『存在と時間』以降の＜後期＞を徹底講義する初めての入門書！ ▼著者プロフィ...

人間と世界をめぐる生き生きとした逆説を描き、現象学から新たな存在論への道を示した晩年の未完の著作。その思索の軌跡、「研究ノート」を付す。新装で復刊。

「インド仏教哲学史概要」ほか3編の論文を収録。インド仏教の認識論・論理学を仔細に分析・解説した、この分野の基本的文献ともいえる一冊。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容について...

〈まだ意識されないもの〉の存在論と芸術論により、既成の殻を破砕して新しき生を切りひらく。若きベンヤミン、アドルノに多大な影響を与えた名著。

ヘーゲルとハイデガーを綿密に読解し、詳細に「存在と時間」を分析した、レヴィナス晩年の講義録。その思想の中核が明確に示される。

原題は「有と本質とについて」．存在者のあらゆる形態における本質を研究しようとしたもので，本訳書解題にあるように，トマス・アクィナス（1225頃‐1274）青年期の形而上学の最初の光彩であり結晶である．す...