すぐれた指揮者・演奏家であると同時に、警抜な批評家、哲人、文章家でもあったワルターの内面をあますところなく映し出す見事な音楽論。

17世紀初め、日常生活と絵画の出会いから生まれたオランダ絵画の傑作の数々。画題とスタイルに革新的な変化をもたらしたその豊かな意味を探る。

藤山一郎や東海林太郎など当時の人気歌手を中心に、満洲からインドネシアまで、兵士や住民を慰問するため広大な戦地を訪ね歩いた歌の道のりを時局とともに辿る、戦争のもう一つの姿。

特級畑（グラン・クリュ）から小区画まで、約1,000におよぶブルゴーニュのブドウ畑、ワイン、そこに生きる造り手たちを徹底的に網羅。かつてない情報量と深さを備えた記念碑的大著。

「都市の不名誉な人」として排斥と追放の論理が適用された、乞食、大道芸人、娼婦、死刑執行人ら下層階級の実態をライン河畔の都市ケルンにおいて探る。

医術とは自らの傷に苦しむことで得た治療知識に他ならない -??ヒポクラテスの始祖神、アスクレピオスの根源像を神話学の巨人が解明する。

「カンディダ」「悪魔の弟子」「人と超人」「ピグマリオン」「聖女ジョウン」「デモクラシー万歳!」を収録。≪世紀の皮肉屋≫ショーの喜劇集。

ドイツ歌曲の第一人者が、シューベルトの生涯、交友、恋愛、歌曲の成立、解説、後世作曲家への影響などを年代を追って綴る、卓抜なシューベルト読本。

「オイディプース王」「オルフェ」「声」「円卓の騎士」「エッフェル塔の花婿花嫁」「怖るべき親たち」「バッカス」収録。≪芸術的軽業師≫の詩的幻想。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容に...

「野鴨」「人形の家」「建築師ソルネス」「幽霊」「小さいエヨルフ」「ヘッダ・ガブラー」収録。近代演劇運動の起点となったイプセンの真価を知る好個の一巻。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 ...

幸せになるための処世訓の名著。「仕事をするこつ」「エピクテトス」「良い習慣」「時間を作る方法」など8篇を収録。

通訳として従軍した独ソ戦最前線での体験、兵士と市民の様子、ベルリン陥落までの苦闘の日々と、ヒトラーの最期をめぐる意外な真相。