自由・非政治的なもの・保守主義の考察を軸に、ヨーロッパ固有の政治思想史を新たに語りなおし、その限界を明らかにする画期的労作。

はるか欧州バルト地方に、日本に学ぶ国がある。 21世紀をともに歩もうとする国がある。 その国はリトアニア-- リトアニアは1991年にソヴィエト連邦から独立し、日本とは外交関係100周年を迎え...

「国際資本移動の規制を柱とする金融のグローバル化への批判」「債務国に過度の調整負担を課すことがない国際協調」という視点をケインズが堅持していたことを明らかにし、彼の国際経済論の現代における意義を問う。

教師志望の私は就職フェアでCIAにスカウトされ、何も分からぬまま対テロ工作員として世界各地でスパイ活動をすることに。 情報の最前線を経験した「普通の女子学生」による驚きの手記。パブリッシャーズ・ウィー...

上海で情報員リヒャルト・ゾルゲにスカウトされたことを契機に、第二次世界大戦を挟んで20年間、ソ連軍の情報機関で活動していた工作員「ソーニャ」ことウルズラ・クチンスキーの生涯を描いた歴史ノンフィクション。...

市場や商館での取引、多彩な交易品の数々とそれらを運搬するための危険に満ちた旅路、商人の一生…。 様々なトピックから、中世ヨーロッパの商人の歴史と実像に迫るビジュアルガイド。

世界中の国立公文書館、博物館、図書館、個人のコレクションから集められた政治、軍事、芸術、科学の各分野における50の文書について、歴史的位置づけや意義、後世への影響などを解説。時空を超えた旅を体験すること...

時代を左右したにもかかわらず、本国ドイツにいられなかった“怪しすぎる”ドイツ人の面々。 ナチス・ドイツと東アジアの第二次世界大戦秘史。 防共協定締結の立役者であり終戦工作に関係したフリードリヒ・...

近代日本の分岐点となった日清戦争。日本はなぜ朝鮮をめぐる清との戦争に至ったのか。その開戦過程を、国際的要因、日英清提携論の形成、幕末以来の外交上の道義、清との交渉の視角などから詳細に分析。 朝鮮永世中...

中国政府によるウイグル人への抑圧が国際的な非難を浴びている。実際に強制収容所に入れられて2年半を生き延びた女性が、自らの壮絶な体験を克明に明かす。そこでは何が行われているのか？

日露戦争を画期に、日本の国家体制は全面的な帝国主義へと改編された、当時の軍事体制の特質と矛盾を実証的に解明し、帝国主義の世界史的規定性とそれへの日本の対応関係を検証するとともに、「栄光の日露戦争」という...

米兵による沖縄での少女暴行事件をきっかけに、日米は地位協定の運用を改善したが、その後もつづく米兵による犯罪の多くは、日本に裁判権のないまま、被害者や関係者も知らないまま、闇に葬られている。 本書は刑事...

今から約400年前、ヨーロッパに渡りスペイン国王やローマ教皇と謁見した慶長遣欧使節。 伊達政宗はなぜ支倉六右衛門（はせくらろくえもん）ら一行を派遣したのか。そして彼らはどのように旅を続けて外交交渉を進...

第二次世界大戦中のヨーロッパ。1941年6月22日早暁、東ヨーロッパで史上最大の軍事作戦が始まった。ドイツ軍300万がソ連に侵攻した、いわゆる〈バルバロッサ作戦〉だ。その日からドイツの敗退まで4年、そし...