クレーの遺した膨大なスケッチ、草稿のなかからバウハウス時代のものを集成。独創的な作品はいかにして生まれたのか、その全容を明らかにする。 パウル・クレー（Paul Klee） 20世紀のスイスの画...

神の知恵への人間の参与とは何か。近代日本カトリシズムの指導者・岩下壮一が公教要理を詳説し、キリスト教の精髄を明かした大著。 西洋古代・中世の哲学的伝統を豊かに取りいれて独自のキリスト教的哲学を構築...

のんびりしていてマイペースでどこかヘンテコな、るきさん。読めば読むほどクセになる彼女の日常生活をオールカラーで。新装版。 ▼こちらもチェック！ ◎『おともだち 新装版』

「日本のおともだち」「アメリカのおともだち」の二部構成で5作品を収録。なつかしくて新しい少女の世界を鮮やかに描く。昔の女学校に舞台をとった「春ノ波止場デウマレタ鳥ハ」は空気の色が見えるような長篇の傑作。...

受験生のバイブル、最強のベストセラー参考書がついに！ 碩学が該博な知識を背景に全力で書き下ろした、教養と愛情あふれる名著。 解説 土屋博映

「たくさんの歳を重ねる必要はない、物語を書き始めればいい、書かなくてはならないから書くのです。知っていること、感じていること、または憧れているもの、自分の夢について、そして知られていないものについて。」...

物語は収斂し、四散する。ジャンルを越えた20の短篇が紡ぎだす豊饒な世界。「精神の海」を渡る航海者のための羅針盤。

ゾロアスター教の聖典『アヴェスター』から最重要部分を精選。原典から訳出した唯一の邦訳である。比較思想に欠かせない必携書。解説：前田耕作。

才気渙発で博識、愛書家で古今東西の書物に通じた著者が、書狼に徹し書物を漁りながら、読書の醍醐味を多面的に物語る。

先史学・社会文化人類学の泰斗の代表作。人の生物学的進化、人類学的発展、大脳の発達、言語の文化的機能を壮大なスケールで描いた大著。解説：松岡正剛。

ウルトラ警備隊・アンヌ隊員役で知られる、ひし美ゆり子。鮮烈な裸体を銀幕にさらした70年代から現在まで、映像メディアの変遷に流されたその女優人生のすべて。

民芸運動家の著者が、世界各地の風土と暮らしの中から生まれ、受け継がれたきた美しい道具類や雑貨の数々を紹介する一冊。待望の復刊。カラー写真多数。

７１６４は３で割り切れる。それを見分ける簡単な方法があるという。数の話に始まる物語ふうの小学校高学年むけ算数学習書。解説　板倉聖宣

深く愛する名作住宅を訪ね歩く建築家の旅の本がよみがえる！　安藤忠雄「住吉の長屋」をはじめ、フィリップ・ジョンソンの「ガラスの家」を増補し８作品を紹介。

とめどなく繰り広げられた、数学にまつわる遊びゴコロあふれるかずかずの話題。「そうか、なるほど」と膝をたたいたあなたの“数楽”的センスはかなりのもの。「なぜ時計を１０で区切らなかったのだろう」「１０進法の...

巨人ボルヘスの時間論を中心とした哲学的エッセイ集。宇宙を支配する円環的時間を古今の厖大な書物に分け入って論じ、その思想の根源を示す。

水のみなぎって天にはびこるごとく、漢帝国を奪った王莽は英雄か賊臣か。その出自と家系を語り、漢帝国の崩壊を描く圧巻。

特色ある人物を、儒林・循吏・酷吏・貨殖・游侠・佞幸の六部門に分けて活写し、合わせて、漢民族の宿敵匈奴の英雄群像を冷静な目で描く。