これは長い一通の手紙であり、知的創造にかられ、なんらかの形で数学に関心をもつあなたに送られる。 グロタンディークは1983年の春、なにかの力に推されるようにして数学に「回帰」した。それは思いがけな...

彫琢の粋を極めた自伝の決定版！ ナボコフは、まず1951年に英語で『確証 -回想記』（1951年）と題した自伝を上梓する。続いて、ロシア語に翻訳、加筆した『向こう岸』（1954年）を、さらに『確証...

本書は、かつて弊社より『プロコフィエフ　自伝・評論』（園部四郎・西牟田久雄共訳、1964年初版）として刊行されていたものの新訳である。「自伝」部分は、ロシア近代を代表する作曲家であるプロコフィエフが45...

深い精神性と写実の画家デューラー（1471－1528）の遺文集。家譜・覚書など自伝的資料と精彩ある書簡を収める。恩人かつ親友宛のヴェネツィア便り、祭壇画の注文主への書簡、年金獲得をめざす為政者宛書簡の筆...