ミズシマヒロシさんのページ 復刊リクエスト投票 絶対無の戯れ 【著者】ダンテス・ダイジ 『絶対無の戯れ』はダイジの詩集であり、その瞑想の現代的意義や各行の方向性について解き明かした『アメジスト・タブレット・プロローグ』や『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』と並べると、詩集にはひとつの知的解釈という方向性を持たないために、覚者のもつ世界観とそのイメージを安易にイメージ的に解釈し、瞑想を単なるニヒリズム的に受け取りかねない危険を含んでいる。 それは著者の意図とは反するものであるであろうから、『絶対無の戯れ』はある意味で高度に受け取り手を選ぶ著書ともいえる。 虚無に直面しきれない現代人の自我からすれば、覚者の或るところの、絶対の無から描かれた詩は恐ろしいものに映る。そして、絶対虚無という恐ろしさの感覚をも含めて素直に直面せよ、とダイジから伝えられているかのようだ。 この詩集は恐ろしい。 恐怖は、すべて神秘を内包している。あらゆるタブーをもう一度見直せ。というダイジの言葉が心に刺さります。 ダイジの言葉はすべて、大いに現代的意義を持ち得ると確信します。 既にPOD版があるにせよ、店頭で並べたらこれ以上越したことはないでしょう。 この本の復刊を強く希望します。(2019/05/20)
復刊リクエスト投票
絶対無の戯れ
【著者】ダンテス・ダイジ
それは著者の意図とは反するものであるであろうから、『絶対無の戯れ』はある意味で高度に受け取り手を選ぶ著書ともいえる。
虚無に直面しきれない現代人の自我からすれば、覚者の或るところの、絶対の無から描かれた詩は恐ろしいものに映る。そして、絶対虚無という恐ろしさの感覚をも含めて素直に直面せよ、とダイジから伝えられているかのようだ。
この詩集は恐ろしい。
恐怖は、すべて神秘を内包している。あらゆるタブーをもう一度見直せ。というダイジの言葉が心に刺さります。
ダイジの言葉はすべて、大いに現代的意義を持ち得ると確信します。
既にPOD版があるにせよ、店頭で並べたらこれ以上越したことはないでしょう。
この本の復刊を強く希望します。(2019/05/20)